電動自転車の8Ahバッテリーって走行距離どのくらい?
電動自転車を選ぶ際に重要なポイントの一つがバッテリー容量。
その中でも8Ahは日常使いに最適な容量で、通勤・通学や買い物など短距離移動に向いています。
しかし、坂道の多い地域や長距離のサイクリングには、12Ahなどの大容量バッテリーが使いやすいことも。
本記事では、8Ahバッテリーの寿命や充電回数による劣化についても触れ、どのくらいの期間使い続けられるのかも詳しく解説します。
また、実際の走行距離や充電時間の違いをもとに、各メーカーの電動自転車を比較・ランキング形式で紹介し、最適なバッテリーを検証。
8Ahと12Ahの違いや、どちらが自分のライフスタイルに合っているかを判断する材料となる情報を解説しているのでぜひ参考にしてください。
電動自転車8Ahの走行距離はどれくらい?

平均の連続航続距離
電動自転車のバッテリー容量である「8Ah」の場合、一般的な走行モードでの平均連続航続距離は約30km〜50km程度です。
実際の距離は走行モードや路面状況、風の影響、坂道の多さなどによって大きく変動します。
たとえば、「パワーモード」ではアシストが強くなるため、距離は短くなり、逆に「エコモード」や「ロングモード」ではアシストが控えめで、長距離走行が可能です。
たとえば、パナソニックの「ビビ・SX」では、以下のようにモード別に走行距離が異なります
これらの数値は、メーカーが提供する業界統一基準に基づいていますが、実際には乗る人の体重や気候、地形の影響で変わることがあります。
8Ahに適したライフスタイル
電動自転車のバッテリー性能が平均航続距離30キロ〜50キロの場合、以下のようなライフスタイルに適しています。
このようなライフスタイルの方に、30km〜50kmの電動自転車はコストパフォーマンスも高く、非常に便利です。
比較・ランキング
バッテリー容量が「8Ah」の電動自転車の走行距離は、多くのモデルで30km〜60kmの範囲内に収まります。
例えば、以下のように比較すると各モデルの性能に差があります。
項目 | ビビ・SX | ビビ・SL | PAS CHEER | アシスタU STD |
---|---|---|---|---|
ブランド名 | パナソニック | パナソニック | ヤマハ | ブリヂストン |
バッテリー容量 | 8.0Ah | 8.0Ah | 8.9Ah | 6.2Ah |
パワーモード | 約31km | 約31km | 約37km | 約21km |
オートマチックモード | 約35km | 約37km | 約41km | 約25km |
ロングモード | 約53km | 約57km | 約60km | 約36km |
充電時間 | 約4.5時間 | 約3.0時間 | 約2.5時間 | 約2.0時間 |
各メーカーの中では8.9AHを搭載したヤマハのPAS CHEERが走行距離ではトップとなります。
これにより8Ahの電動自転車でもモデルやモードによって細かく走行距離や充電時間に差があることがわかります。
同じ8Ahのバッテリーでも、モーター出力や電動アシストの効率が異なることで、走行距離に差が出るのですね。
また、タイヤの種類や走行環境(舗装路 vs. オフロード)も影響するので必ずしもこのランキング通りというわけではありません。
8ahと12ahの違い
「8Ah」と「12Ah」の違いは、バッテリー容量による航続距離の差です。
一般的に、バッテリー容量が大きいほど長距離走行が可能になります。具体的には、バッテリー容量の違いは次のように影響します。
容量が大きい12Ahバッテリーは、充電回数が少なくて済むため、充電の手間が減りより便利です。
例えば、通勤や長距離のサイクリングを楽しむ場合などは12Ahのバッテリーを使用することで充電切れの心配を軽減できます。
ただ容量が大きくなるほど、バッテリー自体の重さが増えるため自転車全体の重量が重くなる点は注意が必要です。
また、一般的に、12Ahのバッテリーは8Ahよりも価格が高くなります。
バッテリー容量が大きい分、製造コストも上がるため、購入価格や交換コストも増加するからです。そ
のため、頻繁に長距離を走る人や坂道が多い地域で使用する場合には12Ahが適していますが、価格を重視する場合には8Ahの選択も合理的です。
距離と寿命の関係
バッテリーの容量(Ah)が増えるほど、1回の充電で走れる距離は長くなりますが、これに比例してバッテリー寿命(劣化)にも影響が出ます。
一般的に、電動自転車のバッテリーは約500回〜700回の充放電を繰り返すと、容量が劣化し、走行距離が徐々に短くなります。
たとえば、1回の充電で30km走行できたバッテリーが、500回の充電後には20km程度しか走れなくなる可能性があります。
また、バッテリーの寿命は、使用環境にも大きく左右されます。
距離だけでなくバッテリー寿命は徐々に落ちていくことは抑えておいた方がいいでしょう。
8キロは何分で走れる?
電動自転車の平均的な走行速度は時速15km〜20km程度です。
これを基に計算すると、8kmの距離を走るのにかかる時間は以下の通りです。
走行速度は、アシストモードや道路の状態(坂道や信号の有無)によって変わりますが、一般的には20〜30分程度で8kmを走行できると考えられます。
アシストモードを強めに設定すると、もう少し速く走行できる場合もあるでしょう。
時速15kmの場合は比較的ゆっくりとした走行速度で、リラックスして走ることができるペースです。
時速20kmの場合は少し速めで、信号や坂道が少ない区間ではこの速度でスムーズに走行できます。
風や坂道なども影響しますが電動自転車で8kmを走行するには、一般的に20分〜30分程度かかるということになります。
残り10パーセントだと何キロ走れる?
電動自転車のバッテリー残量が10%の場合、一般的には残りの航続距離は3km〜6km程度です。
これは、バッテリーが新品であった場合や、平坦な道をエコモードで走行する際の数値です。
具体的には次のようなケースが考えられます。
モデル名 | パナソニック ビビ・SX | ヤマハ PAS CHEER |
---|---|---|
モード | ロングモード | オートエコモードプラス |
バッテリー容量 | 8.0Ah | 8.9Ah |
残り10%での走行距離 | 約5km | 約6km |
ビビSXのロングモードでの最大航続距離は約53kmです。
この場合、残り10%のバッテリーでは、約5kmの走行が可能です。
このモードではアシストが控えめになるため、電池消耗が少なく、最後の10%でもある程度の距離を維持できます。
一方PAS CHEERのオートエコモードプラスでの最大航続距離は約60kmです。
この場合、残り10%では約6kmの走行が可能です。エコモードを使うことで、アシストを抑えつつ走行できるため、残り10%でも十分な距離を稼げます。
電動自転車8Ahバッテリーの走行距離を伸ばす方法・コツ

バッテリー容量をアップする
まずは電動自転車のバッテリー容量をアップさせることで1回の充電で走行できる距離が増加します。
たとえば、8Ahのバッテリーでは30km〜60km程度の走行が可能ですが、バッテリー容量を増やせば、¥より長距離を走ることができます。
電動自転車のバッテリー容量で大きいものでは15Ah、16Ah、のバッテリーが存在。

8Ahと比べると航続距離も単純に倍近くなるので、デメリットのほとんどは解消できるでしょう。
ただバッテリー容量をアップすることで走行距離は伸びますが、バッテリー自体が重くなり、自転車全体の重量も増えるため、取り扱いが難しくなる場合があります。
また大容量バッテリーは価格も高くなります。
アップグレードする際はこれらのコスパを考えて選択する必要があります。
互換性がある8.7Aや8.9ahを使う
もし自転車が互換性のあるバッテリーに対応している場合、容量が若干大きい8.7Ahや8.9Ahのバッテリーを使用することも検討できます。
10Ah以上のバッテリーと比べて同じ8.0Ahカテゴリのバッテリーだと互換性がある可能性が高いからです。
たとえば、ヤマハのPAS CHEERは8.9Ahのバッテリーで最大60kmの連続走行が可能です。
ただバッテリーは対応する電圧や形状などが異なるため、互換性の確認が必須です。
純正バッテリー以外の使用は、自転車の保証外になることもあるため、メーカーに確認するか、推奨されている互換バッテリーを選ぶことが重要です。
パナソニックならパナソニック、ヤマハならヤマハ製のバッテリーを購入するようにしましょう。
ヤマハであれば容量倍のバッテリーの乗せ換えも公式で推奨しています。
Q:6.2Ahバッテリー搭載の車両に乗っています。12.8Ahバッテリーに交換した場合、走行距離はどのくらい伸びますか?
A:全く同じ環境、条件下で走行すれば約2倍に伸びます。
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/faq/answer/cn/04/qn/62ah128ah/
バッテリー容量のおすすめ
走行距離を考慮した場合、8Ahのバッテリーは日常的な通勤や短距離の移動に十分な容量ですが、より頻繁な長距離走行をする人には、12Ah以上のバッテリーがおすすめです。
片道20km以上の通勤や、頻繁に遠出するユーザーには、12Ah以上のバッテリーが適しています。
1回の充電で数日間充電せずに使用できるため、充電の手間を大幅に減らせます。
特に、ツーリングや観光地めぐりなど、1日で長距離を移動する際に安心です。
さらに坂道が多い地域では、モーターのアシスト力を強めに使用することになるため、バッテリー消耗が激しくなります。
12Ah以上の大容量バッテリーを使うことで、坂道の多い環境でも十分な走行距離を確保でき、頻繁に充電する必要がありません。
加えて12Ah以上のバッテリーは、1回の充電での走行距離が長いため、長距離走行や遠出の際に予備のバッテリーを持たなくても済むことが多いです。
これにより、バッテリー切れの心配が減り、安心して長距離走行を楽しめるでしょう。
大容量バッテリーのデメリット
反対に新たに生まれるデメリットがこちら。
大容量バッテリーは、単純に価格も高くなります。
たとえば、8Ahバッテリーが3万円程度の場合、12Ahバッテリーは4万円〜5万円以上になることもあります。
電動自転車全体の購入費用が増加するため、頻繁に長距離を走行しないユーザーにとっては、コストパフォーマンスが低く感じられることがあるでしょう。
アシストモードを変更する
電動自転車には通常、複数のアシストモード(パワーモード、エコモード、オートモードなど)が搭載されています。
アシストモードをエコモードやロングモードに設定すると、モーターのアシストが控えめになるため、バッテリーの消耗を抑えて走行距離を延ばすことができます。
それぞれの効率いい使いどころはこのようになります。
このようにアシストモードを適切に切り替えることは電動自転車のバッテリーを効率よく使うために重要。
パワーモードで力強いアシストが必要な場面、エコモードでバッテリー消費を抑える場面、そしてオートモードやロングモードで自動調整や長距離走行をサポートするなど、状況に応じた使い分けが鍵となります。
高速走行する
そして電動自転車では、高速走行が意外にもバッテリーの消耗を抑える方法の1つです。
電動自転車のアシスト機能は、日本の法律で時速24kmまでと制限されています。
これを超える速度で走行すると、電動アシストが自動的にオフになるんです。
超える速度まで行かなくともこの速度帯では、ペダルをこぐ力とモーターのアシストがバランス良く働きます。
時速24km以上の高速走行に近づけば、アシストが徐々に弱まり、結果的にバッテリー消費が少なくなるでしょう。
一方、低速走行(特に時速10km以下)では、電動自転車のアシスト力が強く働くため、バッテリーの消耗が増えます。
これは信号が多い都市部や、頻繁に止まったりゆっくり走行する状況では、モーターがそのたびに強力なアシストを行うため、短時間でバッテリーを使い切ってしまうことがあるからです。
ダイエットする
自転車の走行距離は、体重や荷物の重さによっても影響を受けます。
電動アシストは、重い荷物や体重が多い場合に、より多くのエネルギーを消費します。
そのため、体重が軽いほど、バッテリーの消耗が少なく、走行距離を延ばすことが可能です。
具体的な数字を挙げると一般的な電動自転車では、10kgの体重増加によってバッテリーの消耗が5〜10%程度増加することが考えられます。
たとえば、通常50kmの走行が可能な電動自転車があったとすると、体重が10kg増えるとその走行距離が45km〜47kmに短縮されるわけです。
さらに20kg増加すると、バッテリー消費の増加はさらに大きくなり、走行距離が10%〜15%短くなる可能性があります。
50km走行可能な自転車であれば、40km〜45kmにまで減少するでしょう。
もし体重を減らすことが難しい場合でも、不要な荷物を減らすことでバッテリー消費を抑えることができます。
減らすことができる荷物はこの辺りがあります。
特に長距離移動や通勤時には、できるだけ荷物を軽くすることで、バッテリーの消耗を抑え、走行距離を延ばすことが可能でしょう。
ストップ&ゴーを減らす
電動自転車において、ストップ&ゴー(頻繁な停止と発進)は、バッテリー消耗を大幅に加速させる要因の一つです。
特に信号待ちや渋滞などによって、走行が途切れるたびにモーターが強く働き、バッテリーに大きな負担がかかります。
ストップ&ゴーを避け、バッテリー消耗を抑えるためには、走行する道の選び方が重要です。
信号や停止する場面が少ない、スムーズに走行できる道を選ぶことで、発進時のアシストを最小限に抑え、結果的にバッテリーの消費を軽減できます。
たとえば、幹線道路よりも裏道や住宅街の道路を使うことで、信号や交通量を避けられる場合があります。
これにより、バッテリーの持ちが改善し、走行距離を延ばすことができるでしょう。
都市部であればよく見かけるサイクリングロードは、信号がほとんどないため、ストップ&ゴーが少なくバッテリー消耗を抑えてスムーズに走行できます。
通勤や長距離移動をする際には、こうした道を活用することが効果的です。
また、停止する際に急にブレーキをかけるのではなく、減速して止まるように心がけることで、再発進時にバッテリーの負担を軽減できます。
できるだけスムーズな停止と発進を意識しましょう。
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