日本製電動自転車の折りたたみ式で安いものって何がある?
電動アシスト自転車を選ぶなら、折りたたみ式でコンパクトに収納できるモデルが便利ですよね。でも、「安い日本製の電動アシスト自転車ってあるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。実は、日本メーカーからもコスパの良いモデルが販売されており、通勤や街乗りにぴったりな一台を見つけることができます。
特にパナソニックの「オフタイム」などは、高品質でありながら折りたたみ機能を備えたおすすめモデルとして人気です。また、最軽量クラスの電動アシスト自転車も登場しており、持ち運びや収納のしやすさを重視する方にもぴったり。
この記事では、日本製で価格も抑えられた折りたたみ電動アシスト自転車のおすすめモデルを6台紹介します。用途や予算に合った一台を見つけて、快適なサイクリングライフを始めましょう!
日本製の安い折りたたみ式電動アシスト自転車6選

パナソニック製のおすすめ
パナソニックの折りたたみ式電動アシスト自転車なら「オフタイム(OFF Time)」がおすすめです。
- 価格:158,000円(税込)
- 軽量アルミフレームで折りたたみが簡単
- 20インチタイヤで安定感があり街乗りに最適
- 充電1回で約30km走行可能なバッテリー搭載
オフタイムは、パナソニックが展開する折りたたみ式電動アシスト自転車の中でも、特に人気の高いモデルです。その最大の特徴は、軽量なアルミフレームを採用しており、折りたたみも簡単な点です。ハンドルとフレームを3ステップで折りたためるため、車載や室内保管にも適しています。
また、20インチのタイヤを採用しているため、小回りが利く一方で安定した走行も可能です。都市部の街乗りや通勤・通学など、さまざまなシーンで活躍します。さらに、8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一度の充電で約30kmの走行が可能です。充電時間は約3時間で、日常使いには十分な性能を持っています。
変速は外装7段シフトを採用しており、坂道の多い地域でもスムーズに走行できます。ただし、重量は19.8kgあるため、持ち運びにはやや力が必要です。総合的に見ても、安定した性能と使いやすさを兼ね備えたバランスの良いモデルです。
ペルテック:TDN-212L
ペルテックのTDN-212Lは、コストパフォーマンスに優れたフル装備モデルです。
- 価格:89,980円~109,980円(税込)
- 両立スタンドとリアキャリア標準装備
- シマノ製6段変速付きで快適な走行が可能
- 1回の充電で最大42km走行できるバッテリー搭載
このモデルは、ペルテックの折りたたみ電動アシスト自転車の中でも、特に機能が充実したフル装備モデルです。リアキャリアや両立スタンドが標準で装備されているため、荷物を運ぶ機会が多い方や、駐輪時の安定性を重視する方に向いています。
また、シマノ製の6段変速ギアを搭載しており、平坦な道だけでなく、坂道や長距離走行でも快適に走れます。ペダルの回転を抑えながらもスムーズに進む設計になっているため、安定した速度で走ることが可能です。
さらに、8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で最大42kmの走行が可能です。充電時間は約3.5時間と比較的短く、日常使いには十分な性能を持っています。車体重量は約26kgとやや重めですが、しっかりとした作りで安定感があり、長期間使用するのにも適しています。
価格も10万円以下で購入できるため、コストパフォーマンスの高い電動アシスト自転車を探している方におすすめです。
ペルテック:TDN-206L
ペルテックのTDN-206Lは、リーズナブルな価格で手に入るエントリーモデルです。
- 価格:79,800円(税込)
- 外装6段変速付きで幅広いシーンに対応
- 20インチタイヤで安定感抜群
- 1回の充電で約40km走行可能なバッテリー搭載
TDN-206Lは、ペルテックの中でも特にコストパフォーマンスに優れた折りたたみ電動アシスト自転車です。価格が約79,800円とリーズナブルでありながら、シマノ製の6段変速を搭載しているため、坂道のある道でも快適に走ることができます。
また、20インチのタイヤを採用しており、安定感のある走行が可能です。折りたたむとコンパクトになるため、車に積んで持ち運んだり、玄関や室内に収納したりするのにも適しています。
バッテリーは8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で約40kmの走行が可能です。充電時間は約3.5時間と短めで、日常使いに十分対応できます。
重量は24kgと比較的軽量で、折りたたみや持ち運びも比較的しやすい設計になっています。価格が安く、性能も申し分ないため、初めて電動アシスト自転車を購入する方にもおすすめのモデルです。
20インチのモデル
PELTECHのTDN-208Lは、ノーパンクタイヤを採用した特別仕様の電動アシスト折りたたみ自転車です。
- 価格:83,798円(税込)
- ノーパンクタイヤでメンテナンス不要
- シマノ製6段変速付きで坂道も快適
- 前カゴ・リアキャリア標準装備で利便性抜群
- 1回の充電で約40kmの走行が可能
このモデルの最大の特徴は、ノーパンクタイヤを採用している点です。通常の自転車用タイヤは、走行中にパンクするリスクがありますが、ノーパンクタイヤならその心配がなく、空気入れの手間も不要です。特に、通勤・通学や買い物などで頻繁に利用する人にとっては、大きなメリットとなります。
また、シマノ製の6段変速ギアを搭載しているため、平坦な道はもちろん、坂道でも快適に走行できます。さらに、前カゴやリアキャリアが標準装備されているので、荷物を載せる機会が多い人にもおすすめです。
バッテリーは8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で最大40kmの走行が可能です。車体重量は約24kgで、持ち運びにも適しています。
全体的に、コストパフォーマンスに優れたモデルであり、特に「メンテナンスの手間を減らしたい」「荷物を載せることが多い」「坂道でも快適に走りたい」といったニーズを持つ人に最適な一台です。
20インチタイヤのメリット
20インチのタイヤは、16インチや14インチと比べて安定感があり、快適な乗り心地を提供します。例えば、段差のある道や荒れた路面でも衝撃を吸収しやすく、バランスを崩しにくい点がメリットです。また、小回りも利くため、狭い道でもスムーズに走行可能で、都市部の細い道や歩道でも安心して利用できます。
さらに、20インチのタイヤは、折りたたみ自転車としての取り回しの良さも兼ね備えています。16インチ以下の小径タイヤと比べると、長距離の走行でも疲れにくく、安定感が増します。一方で、24インチや26インチの自転車と比べるとコンパクトで持ち運びがしやすく、折りたたんで車に積み込んだり、玄関や室内に収納したりするのにも適しています。
また、20インチの電動アシスト折りたたみ自転車は、各メーカーから多くのモデルが販売されているため、選択肢が豊富なのも特徴です。デザインや機能性にこだわりたい人にとっても、多様なモデルの中から自分に合った一台を見つけやすい点が魅力です。例えば、パナソニックの「オフタイム」やペルテックの「TDN-206L」「TDN-212L」などは、20インチのモデルとして特に人気があります。
最軽量クラスのモデル
軽さを重視するなら、GICの「TRANS MOBILLY ULTRA LIGHT E-BIKE NEXT140」が最適です。
- 価格:97,438円(税込)~
- 重量わずか11.3kgで圧倒的な軽さ
- 14インチタイヤでコンパクトに折りたためる
- シンプルなデザインで街乗りや持ち運びに便利
このモデルの最大の特徴は、電動アシスト自転車としては驚異的な軽さです。一般的な電動アシスト折りたたみ自転車は20kg~25kgほどの重量がある中で、わずか11.3kgという超軽量設計になっています。そのため、女性や力のない人でも簡単に持ち運びが可能で、階段の上り下りや、車への積み込みもスムーズに行えます。
また、14インチの小径タイヤを採用しており、折りたたむと非常にコンパクトになるため、車載や室内保管にも適しています。小型の折りたたみ電動アシスト自転車の中では、特に収納性に優れたモデルと言えます。
さらに、シンプルなデザインを採用しているため、見た目にもスタイリッシュで、余計な装備を省いたことで軽快な走行性能を実現しています。ただし、変速機がないため、坂道や長距離の走行ではやや負担がかかる可能性があります。しかし、電動アシストの力を活用すれば、街乗りや短距離の移動では快適な走行が可能です。
このように、「TRANS MOBILLY ULTRA LIGHT E-BIKE NEXT140」は、軽量でコンパクトな折りたたみ電動アシスト自転車を探している人にとって最適な選択肢となるでしょう。
売上・人気ランキングから
売上ランキング上位のモデルは、コストパフォーマンスの良さと機能性のバランスが魅力です。
- ペルテックTDN-206L・TDN-208Lが安くて人気
- miniFold16 popular プラスなどの高級モデルもランクイン
- 価格と性能のバランスを考えて選ぶのがポイント
電動アシスト折りたたみ自転車には、リーズナブルなエントリーモデルから高性能なプレミアムモデルまで、幅広いラインナップがあります。その中でも、売れ筋のモデルは「手頃な価格」と「充実した機能」を兼ね備えているものが多いです。
売上ランキングでは、特にペルテックのTDN-206LやTDN-208Lが人気を集めています。

ペルテック TDN-206Lは、価格が79,800円とリーズナブルながら、シマノ製の外装6段変速を搭載し、坂道や長距離走行でも快適に走ることができます。
車体重量は24kgで、電動アシスト自転車の中では比較的軽量な部類に入ります。また、8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で最大40kmの走行が可能です。普段使いには十分な性能を備えており、価格と機能のバランスが良いため、多くの人に選ばれています。
ペルテック TDN-208Lは、TDN-206Lの性能をベースに、ノーパンクタイヤを採用した特別仕様です。価格は83,798円からで、前カゴやリアキャリアが標準装備されているため、通勤・通学や買い物にも適しています。また、高輝度のフロントLEDライトを搭載しているため、夜間の走行でも安心です。
どちらのモデルも10万円以下で購入できるため、初めて電動アシスト自転車を購入する人にも人気があります。一方で、より高性能なモデルを求める人には、miniFold16 popular プラスやDE01などのプレミアムモデルが選ばれています。
miniFold16 popular プラスは、16インチの小径タイヤを採用し、コンパクトに折りたためる電動アシスト自転車です。価格は126,885円で、スタイリッシュなデザインと高い走行性能を両立しています。フレームの剛性が高く、耐久性にも優れているため、長期間使用することを考えるとコストパフォーマンスが良いと言えます。
DE01は、195,800円のハイスペックモデルで、バッテリー性能が高く、一充電での走行距離が長いのが特徴です。フレームは頑丈で、耐久性の高い設計になっており、長距離の移動や頻繁に自転車を利用する人に向いています。
電動アシスト折りたたみ自転車を選ぶ際には、価格と性能のバランスをしっかり考慮することが重要です。予算10万円以内でコスパを重視するなら、ペルテック TDN-206LやTDN-208Lが最適です。価格が手頃で、電動アシストとしての基本性能がしっかりしているため、日常の移動手段として十分に活躍します。
一方で、デザイン性や高い走行性能を求めるなら、miniFold16 popular プラスやDE01のようなハイエンドモデルを検討するのも良いでしょう。価格は高めですが、その分、耐久性や快適性が優れており、長期間の利用を考えるとコストパフォーマンスの高い選択肢になります。
自分の使い方や予算に合わせて、最適なモデルを選ぶことが、満足度の高い買い物につながります。視するユーザーにも支持されています。そのため、予算と用途に応じて、自分に最適なモデルを選ぶことが重要です。
日本製の安い折りたたみ式電動アシスト自転車に関するQ&A

ヤマハ製のおすすめは?
ヤマハは、世界で初めて電動アシスト自転車を開発したメーカーであり、高品質なアシストシステムが特徴です。ただ折り畳み自転車の開発・販売はしていません。
- スマートパワーアシスト機能で快適な走行
- オートバイ開発の技術を活かした制御システム
- 街乗り向けの小型モデルから長距離向けの大容量バッテリーモデルまで展開
ヤマハの電動アシスト自転車の中で、折りたたみ自転車はラインナップされていませんが、小型モデルとして「PAS CITY-X」や「PAS CITY-C」があります。

特にPAS CITY-Xは、20インチのコンパクトモデルでありながら、15.8Ahの大容量バッテリーを搭載し、一充電で最大116kmの走行が可能です。また、軽量アルミフレームを採用し、都市部での通勤・買い物などに適したモデルとなっています。
ブリジストン製のおすすめは?
ブリヂストンは、耐久性の高い電動アシスト自転車を提供しているメーカーで、特に走行中に充電が可能なデュアルドライブ機能が特徴です。ただこちらも折り畳み自転車は販売していません。
- デュアルドライブ機能で走行中もバッテリーを充電
- パンクしにくい耐久性の高いタイヤを採用
- 静かでスムーズな走行が可能なカーボンベルトドライブ
折りたたみ自転車は販売されていませんが、小型モデルとして「リアルストリームミニ」があります。

20インチのタイヤを採用し、小回りが利きやすく街乗りに最適です。バッテリー容量は12.3Ahで、強モードでも51km、エコモードなら83kmの走行が可能。高い耐久性とメンテナンス性の良さが魅力で、長く使いたい人におすすめです。
折りたたみを作ってる日本メーカーはどのくらいある?
折りたたみ式の電動アシスト自転車を販売している日本メーカーは数社あります。
- パナソニック(オフタイムなどの折りたたみモデルを展開)
- ペルテック(TDN-206LやTDN-212Lなどリーズナブルなモデルが人気)
- デイトナ(おしゃれなデザインと機能性を兼ね備えたモデルを販売)
- VELMO PANORAMA(スタイリッシュなデザインの折りたたみe-bikeを展開)
国内の大手メーカーであるヤマハやブリヂストンは、折りたたみ電動自転車を販売していません。一方で、ペルテックやデイトナなどの新興メーカーが、比較的低価格で折りたたみモデルを展開しており、手軽に購入できる選択肢が増えています。
海外製だとどこが有名?
海外メーカーの折りたたみ電動アシスト自転車も人気があり、以下のブランドが特に有名です。
- ベネリ(Benelli)(イタリア)
- スタイリッシュなデザインが特徴
- 「miniFold16」は3秒で折りたためるコンパクトモデル
- メイト(MATE.BIKE)(デンマーク)
- ファットタイヤを搭載した個性的なデザイン
- 「MATE X」はオフロード走行にも対応
- ターン(Tern)(ドイツ)
- BOSCH製の高性能アシストユニットを搭載
- 「Vektron」や「HSD」は高耐久で長距離走行向き
- ベスビー(BESV)(台湾)
- 先進的なテクノロジーを活用し、高性能なアシスト機能を搭載
- e-bike市場でも評価の高いメーカー
海外メーカーの電動アシスト自転車は、デザイン性が高く、個性的なモデルが多いのが特徴です。一方で、国内メーカーと比べて修理やバッテリー交換の対応が難しい場合があるため、購入時にはサポート体制を確認することが重要です。
寿命はどのくらい?
電動アシスト自転車の寿命は、一般的に7~10年程度とされています。
- 使用頻度やメンテナンス状況によって寿命は変動します
- バッテリーの寿命は3~4年が目安(充電回数700~900回)です
- フレームやモーターは適切なメンテナンスで10年以上使えることもあります
電動アシスト自転車の寿命は、乗る頻度や保管環境によって大きく変わります。毎日乗る場合は部品の摩耗が早まり、メンテナンスを怠ると劣化が進んでしまいます。一方で、適切に手入れをすれば10年以上使用することも可能です。
特にバッテリーは消耗品であり、充電回数が700~900回を超えると性能が低下していきます。電池の持ちが悪くなったり、アシスト力が弱くなったりするため、定期的な交換が必要です。
長く使用するためには、雨ざらしを避け、定期的にチェーンやブレーキの点検を行うことが大切です。バッテリーが寿命を迎えた場合でも交換すれば引き続き使用できますが、古いモデルは対応するバッテリーが入手しにくくなることがあるため注意が必要です。
バッテリー交換費用はいくらくらい?
バッテリー交換費用は、メーカーや容量によって異なりますが、目安として以下のようになります。
- 8Ah(小型バッテリー):約30,000円
- 12Ah(標準モデル):約40,000円
- 16Ah(大容量モデル):約50,000円~60,000円
電動アシスト自転車の価格の多くはバッテリー代が占めているため、交換費用が高く感じることもあります。しかし、新しいバッテリーに交換すれば、新車を購入するよりもコストを抑えて長く使い続けることが可能です。
費用を抑えたい場合、バッテリーの再生サービスを利用するのも一つの方法です。専門業者に依頼すると、既存のバッテリーをリフレッシュし、元の容量よりもアップさせることができます。新品を購入するよりも安価で、長時間走行できるようになることもあるため、選択肢の一つとして考えてみるのもよいでしょう。
バッテリーの劣化を防ぐためには、充電しすぎを避けることや、長期間使わない場合は半分程度の充電状態で保管することが大切です。
トップシェアはどこ?
国内の電動アシスト自転車市場では、パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの3社が圧倒的なシェアを占めています。
- パナソニックは種類が豊富で、子ども乗せモデルなど幅広いラインナップを展開しています
- ヤマハはスマートパワーアシスト機能など、アシスト技術に強みがあります
- ブリヂストンはデュアルドライブ機能やパンクに強いタイヤを採用し、耐久性に優れています
この3社は全国の自転車店での取り扱いが多く、アフターサポートが充実しているため、購入後も安心して使い続けることができます。
近年では、ペルテックやカイホウジャパンなどの低価格メーカーも市場に登場し、手頃な価格の電動アシスト自転車が増えてきました。しかし、信頼性や修理対応のしやすさを考えると、やはり大手3社の製品を選ぶほうが安心といえるでしょう。
海外メーカーでは、イタリアのベネリ、デンマークのメイト、ドイツのターン、台湾のベスビーなどが人気を集めています。これらのメーカーはデザイン性や走行性能の高さが特徴ですが、国内メーカーと比べると修理対応やバッテリーの入手が難しい場合があるため、購入前にサポート体制を確認することが重要です。