ビアンキのスプリントって評判どう?
ロードバイクを選ぶときって、スペックだけじゃなくて実際の「乗ってみた感想」や「評判」が気になりますよね。
特に人気の高い「ビアンキ スプリント」は、フルカーボンなのに手が届きやすい価格で、初めての1台にもぴったりと話題です。でも一方で、「ちょっと重いかも?」なんて声もチラホラ…。
今回は、そんなビアンキ スプリントの評判をもとに、実際の乗り心地や特徴、そしてどんな人におすすめなのかを徹底的にまとめてみました!これからロードバイクを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビアンキ・スプリントの評判紹介

どういう特徴のロードバイク?
ビアンキ・スプリント(Bianchi Sprint)は、イタリアの老舗ブランド「ビアンキ」が手がけるフルカーボンロードバイク。その名の通り、スピード感ある走行と、ビアンキらしいクラシカルな美しさを融合させたモデルです。

スプリントのルーツは、プロレーサー向けに開発されたビアンキのレースモデル。その設計思想をエントリー〜ミドルクラスに落とし込んだのがこの「スプリント」です。つまり、「初めての本格ロード」として選ばれる一方で、走りの質には一切妥協していないのが大きな魅力。
スプリントの魅力は、まず軽量かつ剛性に優れたフルカーボンフレーム&フォークにあります。これにより、坂道での登坂性能や長距離ライド時の快適性、さらには振動吸収性にも優れており、「カーボンらしい軽やかさ」をしっかりと体感できます。それでいて価格は抑えられており、カーボンバイクとして高い品質を維持しつつ、コストパフォーマンスにも優れています。
そして、シフターやディレイラーにはシマノ105(11速/12速)を搭載しており、プロ仕様に近い変速性能を持ちながらも価格は比較的抑えられ、初心者から中級者まで安心して使える「ちょうどいいグレード」として高く評価されています。
また、ホイールにはSHIMANO WH-RS100が標準装備されており、エントリーグレードながらも日常のライドや週末のサイクリングには十分な性能を発揮します。さらに、ホイールをアップグレードすればバイク全体のパフォーマンスを大きく向上させることも可能です。
加えて、フレームの剛性はほどよく抑えられており、乗り心地はマイルドで振動吸収性にも優れるため、ロングライドでも疲れにくく、まっすぐ安定して走れる性格は初めてのロードバイクとして大きな安心感につながります。クイックすぎない自然なハンドリングのおかげで、山道や街乗りでもストレスなく走れ、ビギナーでも怖さを感じにくいという声も多く見られます。
さらに、これらの装備と性能を持ちながら、価格帯はおおよそ23万〜36万円と非常に良心的で、「いきなり50万円超の高級バイクはちょっと…」という人にも安心な“手の届く本格モデル”として高い支持を集めています。特にネット通販やセールを活用すれば、実質20万円台前半で手に入れることもでき、コスパの高さは圧倒的です。
乗り心地に関するレビュー
乗り心地の評判
体験談①:ロングライドでの疲れにくさを実感
週末に100kmほどのロングライドに出かけましたが、スプリントに乗って一番驚いたのは「疲労感の少なさ」でした。
以前はアルミバイクに乗っていて、距離が伸びるほど手首や腰にくる衝撃が地味に効いていたんですが、スプリントではその感覚がグッと減った印象。
カーボン特有のしなやかさが路面からの振動を和らげてくれて、終盤まで快適にペダルを回せました。特に荒れた舗装路でもガタつきが少なく、サドルに座ったままで流すように進めるのが最高でした。
体験談②:初ロードでも怖くない安定感
初めてのロードバイクとしてスプリントを購入しましたが、不安だったのは「フラフラしないか」「カーブで転ばないか」でした。でも実際乗ってみると、ハンドリングがすごく自然で、直進安定性が高くて驚きました。
曲がる時もクイックすぎず、しっかり身体がバイクと一体になる感覚で、コーナーでの恐怖感もほぼゼロ。スピードを出してもバイクが安定しているので、初心者でも怖さを感じにくいと思います。「走る楽しさ」が安心感と一緒に味わえるって、意外と重要ですね。
体験談③:ヒルクライムでの軽快さに感動
普段は郊外のヒルクライムコースを走ることが多いんですが、スプリントに乗り換えてから登りが格段に楽になりました。
フレームが軽く、踏んだ力が素直に推進力に変わる感じで、急勾配でもペースを保ちやすいです。以前のクロモリバイクでは、登りで脚が重くなっていたのが嘘のよう。
軽さだけでなく、フレームの剛性が適度にあるおかげか、ダンシングしてもバイクがしっかり反応してくれるのが気持ちいい。登りが苦手な人にこそ、ぜひ試してもらいたい一台です。
これらの体験談からも分かるように、ビアンキ・スプリントの乗り心地は「疲れにくさ」「初心者でも安心な安定感」「登りでの軽快さ」といった三拍子揃った快適性が高く評価されています。
フレームの剛性としなやかさのバランスが絶妙で、ロングライドにもヒルクライムにも対応可能。クイックすぎない操作性は、初心者にとっても心強い味方です。スプリントは、乗る人のレベルや走るシーンを選ばない懐の深さが大きな魅力といえるでしょう。
リムブレーキへの口コミ
リムブレーキの評判
体験談①:街乗りや通勤メインならリムブレーキで十分
平日は通勤やちょっとした街乗りがメインで、スプリントのリムブレーキ仕様を選びました。
正直ディスクブレーキと迷いましたが、実際に使ってみるとリムブレーキでも制動力は必要十分。雨の日は多少制動力が落ちる感じもありますが、安全運転を心がけていれば問題なし。
それよりも、メンテナンスがシンプルで扱いやすいのが嬉しいです。価格も抑えられていて、コスパ重視派にはリムブレーキの選択が大正解でした。
体験談②:軽さとスマートさが決め手になった
軽量化を意識していたので、リムブレーキ仕様のスプリントを選びました。ディスクモデルよりも明らかに車体が軽く感じられ、登り坂や加速のときにその差が体感できます。
ブレーキ周りもスッキリしていて、全体的な見た目もスマート。ホイールの選択肢も豊富で、自分好みにカスタマイズしやすいのも魅力でした。ディスク全盛の時代ですが、リムブレーキにはまだまだアドバンテージがありますね。
体験談③:手入れのしやすさとパーツコストの安さが魅力
自転車のメンテナンスは自分でやる派なので、あえてリムブレーキ仕様を選びました。
やはり構造がシンプルで扱いやすく、パーツの入手性やコストもディスクに比べて安いのが魅力。ブレーキシューの交換も簡単で、工具が少なくても対応できるのはありがたいポイントです。
整備性を重視するなら、リムブレーキは今でも十分現役だと思います。
ビアンキ・スプリントのリムブレーキ仕様は、街乗りや通勤用途、また軽量性や整備性を重視するライダーにとって非常に理にかなった選択肢です。
ディスクブレーキが主流になりつつある今でも、「軽さ」「見た目のスマートさ」「手入れの簡単さ」といった点でリムブレーキには確かなメリットがあります。
価格も抑えられており、コスパ重視や初心者にもおすすめできる仕様と言えるでしょう。使用スタイルによっては、今なお「最適解」になり得るブレーキタイプです。
少し重い…という評価
重いな、という評判
体験談①:上り坂でちょっと重さを感じる場面も
普段はフラットな道が多いのですが、週末にヒルクライムに挑戦してみたところ、スプリントの重量がやや気になりました。
フレーム自体はしっかりしていて反応も良いんですが、標準ホイールやコンポの影響か、上りでの伸びがちょっと鈍く感じられる場面もありました。普段使いでは全く問題ないレベルですが、登坂をメインに考えるなら、少し軽量化を意識したカスタムが必要かもしれません。
体験談②:他モデルと比べて進みがやや重たい?
過去にビアンキのセンプレやXR4に乗っていたことがあり、その比較でスプリントに乗ると「やや進みにくい」と感じることがありました。
特にペダルを強く踏んだときのレスポンスが一歩劣る印象です。もちろん、カーボンフレームとしては良くできていて、価格帯を考えれば上出来なんですが、ハイエンドモデルに慣れている人には少し物足りないかもしれません。レース志向の人には検討が必要です。
体験談③:ホイールが重くて加速が鈍い印象
スプリントは初めてのカーボンロードとして購入しましたが、思ったより加速感が控えめでした。
原因を調べてみると、標準装備のホイール(SHIMANO WH-RS100)が重めとのことで、これが加速の伸びを抑えているようです。ホイール交換で劇的に改善されると聞き、いずれはアップグレードを検討中。
車体自体の性能は申し分ないので、カスタム次第で本来のポテンシャルが引き出せそうです。
ビアンキ・スプリントはフルカーボンでありながら、エントリー〜ミドルクラスの完成車としてはやや重めという印象を持たれることがあります。
その主な要因は、標準装備のホイールやパーツ類にあると考えられ、フレームそのものは高いポテンシャルを持っています。日常使用や入門用には十分ですが、ヒルクライムやレースを意識する場合はホイール交換などの軽量化が効果的です。
重さをデメリットと感じるかは、ライダーの目的や走行シーンによって異なるでしょう。
体験談を総合して
低評価は一部あるものの、全体的にはビアンキ・スプリントは非常に高評価を得ているロードバイクです。

特に乗り心地の良さに関しては「疲れにくい」「初心者でも安心」「登りが楽しい」といった声が多く、カーボンフレームならではの快適性とバランスの取れた剛性が高く評価されています。さらに、リムブレーキ仕様においては「軽量で見た目もスマート」「整備性が高い」「コスパに優れている」といった実用面でのメリットが際立ち、用途やライフスタイルに合わせた選択肢として支持されています。
一方で、重さに関しては「標準装備のホイールやコンポがやや重い」といった声もあり、特にヒルクライムやレース志向のライダーからは、カスタム前提での評価も見られます。しかしこれも、ホイールやパーツのアップグレードによって解決可能な範囲であり、フレーム自体のポテンシャルは非常に高いものです。
総じて、ビアンキ・スプリントは「初めての本格カーボンロードバイク」として理想的な1台でありながら、カスタム次第で中級者以上にも応える性能を秘めた、非常にバランスの良いモデルといえるでしょう。
主な販売店、購入場所
ビアンキ・スプリントは以下のようなショップや通販サイトで購入可能です。
販売店名 | モデル | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
Yahoo!ショッピング(DRIFT) | SPRINT DISC 105 12S | ¥360,800 | 機械式12速モデル |
ワイズロード | SPRINT 105(2024) | ¥360,800 | 人気大手ショップ、在庫限り特価 |
サイクルショップカンザキ千里店 | SPRINT DISC 105 12s(2024) | ¥255,000 | 非常にお得な価格設定 |
サイクルショップカンザキ吹田店 | SPRINT DISC 105(2024) | ¥322,306 | レビュー評価も高い(4.8) |
きゅうべえ sports online shop | - | - | 楽天市場などでも購入可能 |
販売価格は店舗によって大きく異なるのが実情です。たとえば、同じ「SPRINT DISC 105 12s」の完成車が360,800円で販売されている店舗もあれば、255,000円で提供している店舗もあります。その差はなんと10万円以上。これだけ差があると、下調べなしに購入するのはもったいないですよね。
価格が安いからといって不安になる必要はありませんが、「なぜ安いのか」を確認することは大切です。在庫処分や型落ち、展示車の可能性もありますし、逆に価格が高めの店舗では組み立て精度やアフターケア込みの価格であることも。そうした背景を踏まえ、価格だけでなく内容にも注目して比較検討するのが賢い選び方です。
ビアンキ・スプリントは大手ECサイトでも広く取り扱いがあります。特に、楽天やYahoo!ショッピングでは「ポイント還元」や「タイムセール」が頻繁に行われており、実質価格が2〜3万円安くなることも。
たとえば、楽天スーパーセールや5のつく日(Yahoo!)にエントリー&購入すれば、ポイント18%還元という例もあり、これをうまく活用すれば実質的に30万円以下で入手することも可能。日常的にECサイトを利用している方には、かなりお得な購入手段と言えるでしょう。
ビアンキ・スプリントの評判と注意点

重量を軽量化する方法
ビアンキ・スプリントは完成車としてやや重めと感じる人もいますが、これは主に標準装備のホイールやハンドルなどのパーツによるものです。そこで、軽量化を目指すなら「パーツのカスタム」が非常に効果的です。
たとえば、ホイールを標準のSHIMANO WH-RS171(約1980g)から、MAVIC KSYRIUM PRO UST DISC(約1650g)に換装することで、300g以上の軽量化が可能になります。しかもチューブレス仕様なので転がりも軽くなり、乗り心地も向上します。
さらに、ハンドルをカーボン製のEASTON EC70 AEROに交換することで、約100gの軽量化に加え、ケーブル内装により見た目もスッキリします。加えて、タイヤやチューブの軽量モデルへの交換、シートポストやサドルのカーボン化なども効果的です。
これらのカスタムを組み合わせれば、500g〜1kg程度の軽量化も十分可能です。「重い」と感じた場合も、カスタマイズによって性能を引き出せるのがスプリントの魅力です。
中古の購入先
ビアンキ・スプリントはメルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションアプリで中古品が出回っており、場合によっては新品の半額程度で購入できることもあります。特に予算を重視したい人にとっては魅力的な選択肢です。
しかしながら、中古車体の購入には注意が必要です。フレームに見えない傷や事故歴がある可能性があり、メンテナンス状態もまちまちです。また、保証が受けられないケースが多く、購入後のトラブルは自己責任となります。
サイズ感やフィットの問題、購入後の組み立て・調整も考慮する必要があります。信頼できる出品者を選ぶことや、なるべく現物確認できる販売者から購入することをおすすめします。
値下げされる時期
ビアンキを含むスポーツバイクは、定価販売が基本ですが、年間を通じてお得に買えるタイミングが複数存在します。これらを知っておくことで、定価より数万円安く買えることも少なくありません。
最も狙い目と言えるのが「決算期」です。多くのスポーツバイク販売店は3月(年度末)や9月(中間決算)に売上を確保するため、在庫処分やキャンペーンを行う傾向があります。
この時期には、店頭展示車が割引価格になる、完成車セットでパーツの割引がつく、下取り・買い替えキャンペーンが実施されるなどの特典が重なり、実質的な値引き率は非常に高くなります。
7月(夏のボーナス)と12月(冬のボーナス)の時期も、購買意欲が高まることを見越してセールが行われるケースが多いです。この時期は、割引ではなく“特典付き(ライトやスタンドなど)”や、ポイント還元強化、パーツ同時購入割引といった内容で、金銭的負担を抑えながらグレードアップが狙えるのが特徴です。
スポーツバイクの新型は、秋(8月〜9月)にかけて発表・入荷が始まるのが通例です。すると前年モデルが「旧モデル」扱いとなり、数量限定の在庫処分価格や、型落ち特価で最大20~30%オフといったセールが始まります。
ビアンキ・スプリントでもこの時期に旧モデルが約4万〜6万円安くなる事例があり、価格改定前に買うのが賢い選択といえます。
オンラインでの購入を検討しているなら、ECモールの定期セールやポイント還元キャンペーンが非常に有効です。
主な狙い目は、楽天スーパーセール(3月、6月、9月、12月)、Amazonプライムデー(7月頃)、Yahoo!ショッピングの「5のつく日」や「日曜キャンペーン」、ブラックフライデーや年末年始セールなどです。
これらのタイミングで購入すれば、ポイント還元含めて実質2〜3万円の値引きになることも。ネット通販は組み立てや保証の面で実店舗より劣ることもあるため、その点は補助サービスや後整備を活用すると安心です。
2025年版での変更点
2025年モデルのビアンキ・スプリントは、機能性と見た目の両面でブラッシュアップが加えられています。
項目 | 内容 |
---|---|
ケーブル配線 | フル内装化により見た目がスッキリし、空気抵抗も軽減 |
フレームジオメトリー | 見直されてオールラウンド性能が向上、レース〜ツーリングまで対応可能 |
コンポーネント | SHIMANO 105(12速・機械式)を採用、Di2へのアップグレードにも対応可能 |
ホイール | VISION TEAM30 DB(リムハイト30mm、チューブレスレディ対応、やや重量あり) |
カラーラインナップ | チェレステに加え、ライトグレー×ブラックロゴの新色が追加 |
価格改定 | 旧価格:316,800円 → 新価格:360,800円(44,000円の値上げ) |
最大の進化ポイントは「ケーブルのフル内装化」です。これにより、見た目がよりクリーンに、そして空気抵抗もわずかに軽減されました。
さらにフレームジオメトリーも見直され、よりオールラウンドに使えるバイクへと進化。ライドスタイルの幅が広がったことで、レースからツーリングまで対応可能です。
搭載されているコンポーネントはSHIMANO 105の12速機械式。Di2仕様ではありませんが、後から電動化にも対応できる設計になっており、将来的なアップグレードも安心です。
ホイールにはVISION TEAM30 DBを採用。エアロ効果のある30mmハイトで、チューブレスレディ対応。標準装備としてはやや重量がありますが、性能アップのカスタムベースとして優秀です。
カラーバリエーションもチェレステに加えて、ライトグレー×ブラックロゴの新色が追加され、よりスタイリッシュな選択肢が増えました。
ただし、2025年モデルからは価格改定が入り、316,800円(税込)から360,800円(税込)へと約44,000円の値上げが実施されています。コストパフォーマンスは依然として高いものの、旧価格での購入を希望する場合は早めの決断が吉です。