ロードバイク欲しいんだけど何を選べばいいんだろ?
最近、「ロードバイク欲しいな〜」って思ってる人、増えてますよね。通学や通勤に使いたい高校生から、週末の趣味として始めたい初心者まで、「ちょっと気になる」「でも何を選べばいいの?」って悩んでいる人も多いはず。
特に初めての1台は、できるだけコスパ最強なモデルを選びたいところ。無理なく始められて、しっかり楽しめるバイクが理想ですよね。
この記事では、そんな「ロードバイク欲しい!」と思っている人のために、初心者でも安心な選び方や、高校生にもぴったりなモデル、お得な購入タイミングまで、まるっと解説していきます。
初めてでも大丈夫。あなたにぴったりの1台を見つけるお手伝いをします!
ロードバイクが欲しい人向けモデル

コスパ最強のおすすめモデル
ロードバイクを初めて購入する方や、なるべく予算を抑えつつも満足度の高い一台を探している方にとって、「コスパの良さ」は重要な選定基準です。特に10万円台の価格帯では、信頼できるブランドからエントリーモデルが多数登場しており、見た目・性能・使いやすさのバランスが非常に優れています。
具体例:
- TREK DOMANE AL 2 GEN 4(約165,000円)
- CANNONDALE CAAD OPTIMO 3(約165,000円)
- BIANCHI VIA NIRONE7 DISC(約141,900円)
TREK DOMANE AL 2 GEN 4 | CANNONDALE CAAD OPTIMO 3 | BIANCHI VIA NIRONE7 DISC |
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この価格帯の特徴は、SHIMANO製のCLARISやSORAといった信頼性の高いコンポーネント(変速機やブレーキ)を搭載しており、スムーズな変速や安定した制動が可能な点です。また、車体重量も10kg前後と比較的軽量なため、体力に自信がない方や女性でも扱いやすく、街乗りから週末のサイクリング、時にはロングライドにも対応できる多用途な性能を持っています。
初心者にとって必要な機能を押さえたうえで、上位グレードと共通のデザインやフレーム構造を取り入れた人気モデル。ワイヤーがフレーム内に収まる「内装化」により見た目がスマートで、引っ掛かりもなく安全性にも貢献しています。フロントフォークには軽量なカーボン素材を使用しており、路面からの振動をしっかりと吸収。長時間の走行でも疲れにくい設計です。タイヤのクリアランスが広いため、太めのタイヤに交換して走行安定性を高めることもできます。
アルミフレームの名門キャノンデールが手掛けるモデルで、軽快で剛性の高い走りが特徴。SHIMANO SORA(9速)を搭載し、街中のアップダウンやツーリングでもストレスなく走行できます。見た目の美しさにも定評があり、価格帯を超えた所有感が得られる1台です。スポーツバイクらしい俊敏な走りを体験したい方にぴったり。
イタリアの老舗ブランド「ビアンキ」のエントリーモデルで、独特のチェレステカラーが印象的。ディスクブレーキを搭載しており、特に雨天時でも安定したブレーキ性能を発揮します。街乗りやツーリングなど幅広いシーンに適応し、走行時の快適性を重視した設計。デザイン性と実用性を兼ね備えた1台として、見た目にこだわりたいユーザーにもおすすめです。
初心者用モデル
初めての1台には、SHIMANO CLARIS搭載の10万円以上のモデルが安心。軽量で変速操作もスムーズ、さらに補修部品も手に入りやすいため、維持がしやすいのもポイントです。ロードバイクをこれから始めたい初心者にとって、最初の1台選びはとても重要です。
SHIMANO CLARISはエントリーグレードながらも変速性能がスムーズで、操作感も軽く、初心者でも扱いやすいのが特徴。また、補修部品が手に入りやすく、メンテナンスや修理にも困らない点が長く乗るうえでの大きなメリットです。
さらにこの価格帯のモデルは、ある程度軽量に設計されており、扱いやすさに加えて快適性も確保されています。長距離のライドや休日のツーリング、さらには通勤・通学にも十分対応できるスペックを備えています。
具体例
BRIDGESTONE ANCHOR RL3 DROP(約103,000円)

国産ブランド「ブリヂストン」が展開するANCHORシリーズの中でも、入門向けとして高い人気を誇るモデル。アルミフレームで軽量ながら剛性もしっかりあり、街乗りからロングライドまで幅広いシーンで活躍します。
特にロングライドで重要な「振動吸収性」や「乗り心地」に配慮した設計が特徴で、初めての長距離走行でも快適です。フロントフォークにはカーボンを使用し、路面の振動を効果的に吸収。CLARIS搭載でメンテナンス性も高く、コストを抑えつつも安心して乗れる1台です。
MERIDA SCULTURA150(約130,000円)

台湾発の大手スポーツバイクメーカー「メリダ」による、エントリークラスのオールラウンダーモデル。軽量なアルミフレームとSHIMANO CLARISを組み合わせ、坂道や長距離走行でも無理なくこなせる仕様です。
大きな特徴はディスクブレーキを標準搭載している点で、雨天時でも高い制動力を発揮し、初心者でも安心してブレーキ操作ができます。また、スピードが出やすいロードバイクにとって、安全な停止性能は極めて重要なポイントです。スタイリッシュな見た目と使い勝手の良さで、初めての1台に選ばれる理由が揃っています。
かっこいい人気ランキング
見た目重視で選ぶなら、限定カラーや個性あるデザインのモデルが人気。所有する喜びを感じさせるデザイン性の高いバイクは、走るモチベーションも上げてくれます。
具体例:
TREK Madone Gen8 チームレプリカカラー

プロチームのレース仕様を模したグラフィックとカラーリングが施された、まさに「戦うバイク」のルックス。エアロ形状のフレームは近未来的な雰囲気を持ち、見た目だけでなく、実際の空力性能にも優れています。街乗りでも目立つこと間違いなしで、信号待ちやパーキング中も多くの視線を集める存在感。まさに“見せびらかしたくなる”一台です。
Specialized Allez Sprint(サテンシーフォーム)

毎年限定色が登場することでファンの間で話題になるスペシャライズドの人気モデル。2024年のサテンシーフォームカラーは、グレーを基調にホワイトのアクセントが入った上品なカラーリング。メタリック感のある塗装仕上げで、陽の光を浴びると輝く様子が印象的です。シンプルながらも他にはない個性があり、ファッション感覚で選びたい人にぴったりです。
CHERUBIM Racer Ti

東京・町田の工房で1台1台ハンドメイドされる「CHERUBIM(ケルビム)」は、まさに芸術品のようなフレームが特徴。Racer Tiはチタン素材を用いたモデルで、独特の金属の光沢と美しい溶接ラインが際立ちます。伝統的な細身のホリゾンタルフレームに、モダンなディテールが融合し、クラシックかつ唯一無二の美しさを放ちます。人とは違う「通好み」の一台を求める人におすすめです。
中学生に人気なモデル
中学生向けのロードバイクを選ぶ際は、「身長に合ったサイズ」と「扱いやすい設計」が最重要ポイントになります。特に身長130〜150cmのライダーは、大人向けの一般的なロードバイクではフレームサイズが大きすぎて乗りづらい場合が多く、結果的に危険を伴うこともあります。
この層には、24インチのホイールを採用したジュニアモデルや、小さめのフレームサイズに設計された軽量アルミモデルが非常に人気です。変速機は小さな手でも操作しやすい設計が多く、ブレーキも軽い力でしっかり効くものが選ばれています。ロードバイクの楽しさと安全性の両立が実現された、成長期の子どもにピッタリな設計です。
具体例
FUJI ACE 24(約75,900円)

中学生の入門用に最適な価格と性能のバランスが取れた1台。24インチホイールを採用し、適正身長は135~150cm。パドルシフト(操作レバー)が採用されており、手が小さくても無理なく変速操作が可能です。見た目は本格的なロードバイクそのもので、走りも安定しており、通学からサイクリングまで幅広く使えます。
GIOS EASY(約129,800円)

イタリアブランドGIOSのジュニア向けモデル。アルミフレームで重量は9.4kgと軽く、扱いやすさが抜群。適正身長は125〜150cmと幅広く、小柄なライダーにも安心です。ギア構成やポジション設計も中学生に最適化されており、初めてのスポーツバイクとして申し分ない仕様。街中や休日のサイクリングを楽しくしてくれる1台です。
高校生に人気なモデル
高校生がロードバイクを選ぶ際には、「通学に使える実用性」と「休日のサイクリングや趣味としての満足度」、この両立が重要なポイントになります。その中で特に人気なのが、10〜15万円台のアルミロードバイクです。この価格帯は、初期費用としても現実的でありながら、性能・耐久性・デザイン性の面でしっかり満足できる内容となっています。
アルミフレームは軽量で錆びにくく、通学で毎日使っても耐えられる強度があります。また、ディスクブレーキ搭載モデルが増えており、雨天時の制動力が高いことから、安全性も抜群です。高校生活の3年間を共に過ごす「通学の相棒」として、信頼できるモデルを選ぶことが大切です。
具体例
KhodaaBloom FARNA(約150,000円)

日本ブランド「KhodaaBloom(コーダブルーム)」のFARNAは、日本人の体格に合わせて設計されたジオメトリが魅力。特にSHIMANO TIAGRA(10速)を搭載している点が特徴で、エントリーグレードの上位に位置し、より滑らかで素早い変速が可能です。軽量で剛性も高く、毎日の通学からロングライド、さらに週末のトレーニングまで幅広く対応。快適性と操作性のバランスに優れており、「通学+趣味」に最適な一台です。
NESTO FALAD-PRO(約130,000円)

マットブラックのスタイリッシュなデザインとゴールドのロゴが特徴的で、見た目の満足感も高いモデルです。最大の特徴は、NESTO独自の「FLEXOR」構造。リア三角部分を扁平加工することで振動を吸収し、路面からのショックを軽減。これにより長時間の乗車でも疲れにくく、舗装路でも快適な走行が可能です。SHIMANO CLARISを採用しつつ、9.3kgと軽量なのも通学にぴったりなポイント。
ロードバイクが欲しい時のQ&A

欲しい病って何?
「欲しい病」とは、自転車趣味にハマると多くの人が経験する“物欲の暴走”のこと。
一台買って満足するはずが、気づけばパーツやアクセサリー、ウェア、さらには2台目・3台目の自転車まで欲しくなってしまう現象です。
なぜ「欲しい病」が発症するのか?
- 情報量の多さと中毒性
自転車は趣味としての奥行きが非常に深く、YouTubeやSNS、ブログなどで最新のパーツ情報やレビューが大量に発信されています。これらを見ているうちに、「自分もこれが欲しい」と感じるようになります。 - 性能アップが体感できる楽しさ
たとえば、タイヤを変えるだけで走行感が軽くなり、ホイールをグレードアップすればスピードの伸びが違ってくる…。
「変えてよかった」という成功体験が、次の欲望を生むトリガーになります。 - 見た目やブランドへの憧れ
ロードバイクは“見た目”も重要な要素。カーボンフレームの美しさ、ホイールのブランドロゴ、統一感のあるカラーリングなど、ビジュアルの魅力も購買意欲を刺激します。
「欲しい病」にかかると、まず欲しくなるのが軽量なカーボン製ホイールや、シマノの105からUltegra、さらにはDURA-ACEといったハイグレードなコンポーネントです。そして次第に、GarminやWahooといった高機能なサイクルコンピューターや、RaphaやASSOSなどのブランドウェアにも目が向くようになります。さらに、ペダルとシューズをビンディング化したり、ヒルクライム専用やロングライド用の2台目のバイクが欲しくなったりと、物欲はとどまるところを知りません。
しかしこの「欲しい病」には注意も必要で、まず財布がどんどん軽くなるという現実があります。パーツ一つで数万円、フレームだけで数十万円もすることがあるため、計画的な出費が求められます。
また、上を見ればキリがなく、高性能なアイテムを揃えるほどコストも跳ね上がりますが、それが必ずしも自分の技量や用途に合っているとは限らず、無駄な出費になることもあります。ただし、欲しい病はそれだけ自転車趣味に熱中している証拠でもあるため、楽しみとして割り切ることができれば、モチベーションの向上にもつながります。
つまり「欲しい病」は、深く趣味にのめり込む過程で自然と発症する“楽しい副作用”であり、うまく付き合っていくことで、自転車ライフをより豊かにしてくれる可能性を秘めているのです。
一番安い自転車は?
新品で購入できる最安のスポーツ自転車(クロスバイクやロードバイク)は、1万5,000円〜2万円台から存在します。
たとえば、ドン・キホーテやネット通販で販売されている格安モデルなどです。
ただし、これらの格安モデルには以下のようなデメリットがあります。
- 耐久性や安全性に不安がある
- ブレーキ性能が弱い
- パーツの交換やカスタマイズが難しい
そのため、初心者でも最低3万〜5万円程度のモデルを選ぶのが無難です。
以下は、1万円台で購入可能な格安クロスバイクの一例です。
- 21Technology CL266 クロスバイク
- 価格:約21,660円(税込)
- 特徴:700x28Cタイヤ、シマノ製6段変速、フラットハンドルバー、前後キャリパーブレーキ
- アルテージ(ALTAGE) ACR-001 クロスバイク
- 価格:約26,280円(税込)
- 特徴:26インチ、シマノ製6段変速、スチールフレーム
これらのモデルは、通勤・通学や街乗りなど、日常的な使用に適しています。ただし、長距離走行や本格的なスポーツ走行には向いていない場合があります。
初心者だとバレると恥ずかしい?
まったく恥ずかしがる必要はありません。誰でも最初は初心者であり、自転車コミュニティには初心者歓迎の文化が根付いています。
初心者らしく見えることがあるとすれば、以下のような場面です。
- サドルの高さが合っていない
- ギアの使い方に慣れていない
- 手信号や合図を知らない
- 高級なバイクに対して服装や装備がチグハグ
しかし、これらは慣れればすぐに改善できます。安全第一で楽しむ姿勢が何よりも大切です。
ブランドの格付けは?
自転車ブランドには大まかな格付け(ランク)があります。
ハイエンド(プロ仕様・高級ブランド)
- Specialized(スペシャライズド)
- TREK(トレック)
- Cannondale(キャノンデール)
- BMC、Cervélo など
ミドルレンジ(中級者向け)
- GIANT(ジャイアント)
- MERIDA(メリダ)
- FUJI、KhodaaBloom など
エントリー(初心者・通勤向け)
- BRIDGESTONE(ブリヂストン)
- Panasonic(パナソニック)
- GIOS(ジオス)、LOUIS GARNEAU(ルイガノ)など
ブランドにこだわるのも楽しみの一つですが、自分の目的に合った1台を選ぶことが最も大切です。
型落ちセールはいつやってる?
型落ちセールは、主に年末から春にかけて(11月〜3月)行われることが多いです。
- 新モデルは毎年夏〜秋に発表される
- 店舗は旧モデルの在庫を処分したい
- 冬は自転車需要が落ちるため割引が増える
この時期には30〜50%オフになることもあるため、コスパを重視するなら狙い目です。
人気モデルはすぐに売り切れることが多いので、秋ごろから情報収集しておくのがベストです。
何年くらいで寿命になる?
自転車の寿命は使用頻度やメンテナンス状況によって異なりますが、目安は以下の通りです。
- フレーム(アルミ):約5〜10年
- フレーム(カーボン):約5〜7年(事故などの衝撃に弱い)
- タイヤ:3,000〜5,000km
- チェーン:2,000〜3,000km
- ブレーキパッド:数千kmごとに交換が推奨される
定期的にメンテナンスを行えば、寿命は大きく延ばすことが可能です。
何が楽しいの?
自転車の楽しさは人それぞれですが、以下のような魅力があります。
- スピード感と風を切る爽快感
- 遠くまで行ける冒険感
- カスタマイズの奥深さ
- 運動による健康効果とストレス解消
- 仲間とのツーリングやイベント参加
一人でじっくり楽しむのも、グループでワイワイ走るのもどちらも楽しいという自由度の高さが魅力です。
10km走るのに何分かかかる?
自転車の種類や体力によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
- クロスバイク:18〜22km/h → 約30〜35分
- ロードバイク:23〜28km/h → 約20〜25分
- 電動アシスト自転車:15〜20km/h → 約30〜40分
信号や坂道の有無によっても変わりますが、慣れてくると10kmはそれほど長く感じなくなります。