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ジャイアント ロードバイク

ジャイアント製ロードバイクで10万以下モデルはある?最安値を検証

10万以下のジャイアントのロードバイクが欲しいんだけど…

ロードバイクに興味があるけれど「できれば10万円以内で…」と考えている方、多いですよね。そんな方にとって強い味方なのが、台湾発の人気ブランド「ジャイアント」。

高品質ながらも価格を抑えたモデルを数多く展開しており、初心者からベテランまで幅広い層に支持されています。中でも注目したいのが「Contend」シリーズ。

定価はやや10万円を超えますが、型落ちやセールをうまく活用すれば、10万円以内で手に入れることも可能なんです。また、ロードバイクよりも気軽に始めたいなら、クロスバイクの「Escape R3」もおすすめ。

こちらは66,000円という安い価格ながら、しっかりとした性能とデザイン性を兼ね備えています。この記事では、10万円以下で手に入るジャイアントのロードバイクやクロスバイクの中から、特にコスパの高いモデルをピックアップして紹介していきます。

ポイント

  • Contend 2は定価129,800円だがセールやポイント還元で10万円以下になることがある
  • 決算期(3月・9月)に型落ちモデルが大幅割引され、Contendシリーズも安く買えるチャンス
  • Escape R3は66,000円で購入できるクロスバイクで、初心者向けの定番モデル
  • ATXは79,200円で買えるエントリー向けマウンテンバイクとして人気

ジャイアント公式サイト

ジャイアント製ロードバイクで10万以下モデルはある?

ポイント

  • Contendが狙い目
  • 型落ちの自転車を狙う
  • 15万以下のモデル
  • 安いクロスバイクはエスケープシリーズ
  • マウンテンバイクの狙い目

Contendが狙い目

GIANTのContendシリーズは、初めてロードバイクを購入する人にとって最も信頼できる選択肢の一つです。特に2024年モデルのContend 2は、税込129,800円という価格でありながら、走行性能と快適性の両立を実現しています。

まず注目すべきは、軽量なアルミフレームとフルカーボンフォークの組み合わせです。これにより走りの軽さと路面からの衝撃吸収性を高め、通勤や週末のサイクリングなど幅広い使い方に対応しています。

コンポーネントにはシマノCLARISの16段変速を搭載。初心者でも扱いやすく、街乗りから坂道まで対応できるギア比が魅力です。さらに、補助ブレーキレバーが標準装備されているため、前傾姿勢に不安がある人でも安心してブレーキングできます。

特筆すべきは、上位モデルにも採用されるD-FUSEシートポストの存在です。かまぼこ型の断面が振動をいなしてくれるため、長距離でも疲れにくく、快適なライドをサポートします。

Contendシリーズは価格と装備のバランスが非常に良く、「10万円台前半で信頼できるロードバイクが欲しい」という人にまさにぴったりのモデルです。通販サイトのセールやポイント還元を使えば10万以下で購入できる可能性も十分あるでしょう。

型落ちの自転車を狙う

ロードバイクをより安く購入したいなら、型落ちモデルを探すのが現実的な方法です。Contendシリーズのような定番モデルは毎年細かなマイナーチェンジを行っており、旧モデルは大幅に値引きされる傾向があります。

とくに3月や9月の決算期には、大型スポーツバイク店が在庫処分セールを実施するため、20〜40%オフになることもあります。129,800円のContend 2が、タイミング次第で10万円以下で手に入るケースもあるのです。

ただし、ジャイアントは公式に通信販売を行っておらず、基本的に店頭販売のみです。ネットで検索しても出てこない在庫が多いため、実際に店舗を巡って掘り出し物を探す必要があります。

おすすめは、ワイズロードやサイクルベースあさひなどの大型チェーン店。特に都市部の旗艦店では在庫が豊富で、旧モデルが割引されている可能性も高くなります。購入後のサポート体制も整っているため、安心して選ぶことができます。

思いがけない出会いがあるのも、型落ちロードバイク探しの楽しさのひとつです。

15万以下のモデル

GIANTのロードバイクの中で、15万円以下で購入できる現行モデルはContend 1とContend 2が中心です。この価格帯はエントリーモデルの中でも装備と品質のバランスがよく、長く使いたい人にも十分な性能を備えています。

Contend 2は129,800円で、CLARISの16段変速、カーボンフォーク、補助ブレーキレバーなど、初心者にとって心強い装備が満載です。街乗りからツーリングまで幅広い用途に使える、まさに万能型のロードバイクです。

一方、Contend 1は154,000円で、より性能を重視する人向けのモデルです。コンポーネントにはSORAの18段変速を採用し、滑らかなシフティングと幅広いギア選択が可能。D-FUSEシートポストやアルミフレームとの組み合わせで、快適性と反応性を両立しています。

この価格帯では他社ブランドも多くのモデルを展開していますが、GIANTはグローバルブランドとして高い信頼性とサポート体制を持っているため、後悔のない選択がしやすいのも魅力です。

ロードバイクを本格的に始めてみたい、でも予算には限りがあるという人にとって、Contend 1と2は最適な答えになり得ます。

安いクロスバイクはエスケープシリーズ

ロードバイクは価格や前傾姿勢に不安があるけれど、スポーツバイクの軽快な走りを体験してみたい。そんな人におすすめなのが、ジャイアントのクロスバイクシリーズ「Escape(エスケープ)」です。なかでも「Escape R3」は、税込66,000円というリーズナブルな価格設定で、初めての1台に選ばれ続けている人気モデルです。

エスケープシリーズの特徴は、まず扱いやすさ。車体重量は11kg前後と軽量で、アルミフレームなのでサビにも強く耐久性があります。タイヤサイズは700×32cとやや太めに設計されており、段差や路面の凹凸もスムーズに吸収してくれます。これにより、通勤・通学のストップ&ゴーが多い街乗りでも安定感があります。

変速機はシマノ製を採用し、21段階の変速で坂道や向かい風にも対応。乗り心地はママチャリよりも軽く、ロードバイクよりも楽な姿勢で走れるという、ちょうど中間的なポジションが魅力です。

さらにEscapeシリーズには、目的や好みに応じたバリエーションが複数存在します。雨の日や下り坂での制動力を強化したいなら「Escape R DISC」。より遠くまで走りたい人やツーリング志向の人には、ドロップハンドル仕様の「Escape R DROP」も選べます。

街乗りにちょうどよく、コストを抑えてスポーツバイクデビューを果たしたい人には、まさにEscapeシリーズが最適な選択肢です。クロスバイクならではの利便性と快適性を手に入れつつ、スポーティな走りも楽しめるという、初心者にとってのベストバランスを提供してくれます。

マウンテインバイクの狙い目

街中の段差や荒れた道も気にせず走れる、オフロード対応のスポーツバイクを探しているなら、ジャイアントのマウンテンバイクシリーズが非常に有力な選択肢です。

中でも注目すべきは、コストパフォーマンスに優れた「ATX」と「TALON」という2つのモデルです。

ATX

ATXは税込79,200円で購入できる、エントリー向けのマウンテンバイクです。ハードテイル型のアルミフレームにフロントサスペンションを搭載し、段差や未舗装路でも快適な乗り心地を実現しています。ディスクブレーキが標準装備されており、雨天時の制動力も高く、日常の街乗りから軽い林道まで対応可能です。

一方、さらに本格的なトレイルライドを視野に入れるなら、「TALON」シリーズがおすすめです。税込91,300円から手に入るTALONは、27.5インチまたは29インチの大径タイヤを採用し、障害物の乗り越えやすさと直進安定性に優れています。ブレーキには油圧ディスクブレーキを採用し、軽い握りでもしっかりと止まれる安心感があります。

また、両モデルともにアルミ製の軽量フレームを採用しており、MTBでありながら扱いやすい重量に抑えられています。ギア構成も21段~24段と多段変速になっており、坂道の多い地域でも快適に走れます。

MTBはタイヤの太さや車体の頑丈さから、多少の段差や悪路でも安心して走れるのが強みです。通勤・通学時に歩道の段差が多い人や、週末にオフロードコースで遊びたい人にとっては、ATXやTALONのようなマウンテンバイクが非常に有効です。

耐久性、走破性、そして日常使いまで含めた総合力で考えたとき、ジャイアントのマウンテンバイクは非常にバランスが取れており、「長く使える1台」を探している人にぴったりの選択です。

10万以下のジャイアント製ロードバイクに関するQ&A

ポイント

  • なぜこんなにも安い?
  • アクセサリーの通販はどこが安い?
  • トレック製のロードバイクではある?
  • 最高額はいくら?
  • 三大メーカーとは?

なぜこんなにも安い?

ジャイアントの自転車が他社製品と比べて安い最大の理由は、自社一貫生産体制にあります。

製造過程を他に委託するとその分生産コストが上がってしまいますが、自社生産することでコストを下げ、他社より低価格で販売できているのです。

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一般的な自転車メーカーは、設計と製造を別の企業に委託しており、そのぶん中間マージンが発生します。しかし、ジャイアントは設計から素材調達、製造、組み立てに至るまで、すべてを自社グループ内で完結しています。

また、ジャイアントは創業当初から、欧州ブランドなどのOEM製造を多数手がけてきました。この経験により、世界的な高級ブランドと同等の製造技術を獲得しています。それを自社ブランドの製品に反映させることで、高品質でありながら価格を抑えた商品を実現しているのです。

製造拠点が台湾にあることもコストを抑える大きな要因です。台湾は自転車生産において世界でも有数の技術と設備を誇り、労働コストも比較的安価です。高性能かつ価格を抑えた自転車を提供できるのは、こうした背景があるからです。

アクセサリーの通販はどこが安い?

自転車アクセサリーを安く買いたいなら、選択肢としては日本国内の通販サイトと海外通販サイトの両方があります。初心者にとって安心して使いやすいのは、やはり楽天市場やAmazonといった国内大手ECサイトです。保証対応もスムーズで、トラブル時も日本語でやりとりできます。

より価格を抑えたい場合は、海外通販サイトが候補に挙がります。代表的なサイトには、

  • Wiggle
  • Chain Reaction Cycles
  • PROBIKEKIT
  • Bike24
  • Evans Cycles

などがあります。これらのサイトでは、日本では手に入りにくいパーツやウェア、ライト類などが割安で購入できます。

ただし注意点として、海外サイトで1万6666円以上の商品を購入すると、輸入消費税が発生します。

また、万が一トラブルが発生した際は英語でのやり取りが必要になり、返品や保証対応に時間がかかることもあります。安さを取るか、安心を取るか、使い分けが重要です。

トレック製のロードバイクではある?

「同じくらいの価格帯で他のブランドはどうなのか?」と気になる人も多いですが、アメリカの大手自転車ブランドTREK(トレック)も、10万円台のエントリーモデルを展開しています。中でも「Domane ALシリーズ」は、ジャイアントのContendシリーズとよく比較される代表的なロードバイクです。

Domane AL 2は99,000円という価格ながら、アルミフレームとカーボンフォークを採用しており、初めての1台として十分なスペックを備えています。

さらに、Domane AL 2 Disc(123,200円)、AL 3 Disc(145,200円)と段階的に装備がアップグレードされる構成です。

TREKの強みは、ブランドイメージとデザイン性にあり、グラフィックやカラーリングは洗練されています。一方で価格に対して装備のコスパはやや低くなる傾向があるため、性能面で比べるとジャイアントの方が割安に感じられることもあります。最終的には見た目、ブランド、コスパのどれを重視するかで選ぶと良いでしょう。

最高額はいくら?

ジャイアントのロードバイクの中でもっとも高額なモデルは、電動アシスト機能を搭載したeロードバイク「ROAD E+」シリーズです。2024年時点での参考価格は462,000円(税込)とされており、これはジャイアントの中でも最上位クラスに位置します。

ROAD E+はスポーツバイクとしての走行性能に加え、電動アシスト機構によるスムーズな加速力を兼ね備えており、体力に不安がある人でも長距離走行を楽しめる設計です。高性能モーターや大容量バッテリーを搭載し、パワフルな走行を実現しています。

この価格帯になると、通常のロードバイクではなくeバイクとしてのメリットが際立つため、坂道の多いエリアや体力的にサポートが必要なライダーには大きなメリットがあります。ジャイアントはeバイクにも力を入れており、高額帯のモデルも確かな性能で支持を集めています。

三大メーカーとは?

ロードバイクの世界には「三大ブランド」と呼ばれるメーカーがあります。一般的には、イタリアのCOLNAGO(コルナゴ)、MERIDA(メリダ)、そしてTREK(トレック)が有名です。中でもコルナゴは、プロレースでの実績や伝統的な職人技術で知られ、高級ロードバイクの象徴的存在とされています。

一方で、売上や生産台数で見ると、ジャイアントは世界最大のスポーツバイクメーカーとして確固たる地位を築いています。MERIDAとともに台湾ブランドとして、グローバルな製造ネットワークと技術力を武器に、性能とコストパフォーマンスの両立を実現しています。

TREKはアメリカのブランドですが、実際の生産は台湾などで行われており、ジャイアントやメリダと製造的には近い立ち位置にあります。つまり、見た目やブランドイメージではヨーロッパ勢に注目が集まりがちですが、品質と実用性を重視するユーザーには、ジャイアントやメリダが選ばれることも多いのが現実です。

ジャイアント製ロードバイクで10万以下モデルはある?を総括

ポイント

  • Contend 2は129,800円だがセールやポイント還元で10万円以下になることがある
  • Contendシリーズは初心者に最適で、軽量アルミフレームとカーボンフォークを採用
  • D-FUSEシートポストや補助ブレーキレバーなどで快適性と安全性を高めている
  • 型落ちモデルは決算期の値引きで狙い目、特に3月や9月がチャンス
  • 15万円以下ではContend 1(SORA搭載)とContend 2(CLARIS搭載)が代表的
  • エスケープR3は66,000円で、クロスバイク初心者に人気の高コスパモデル
  • ATXとTALONはマウンテンバイクとして価格と性能のバランスが良い
  • ジャイアントが安い理由は自社一貫生産とOEM経験による技術力の高さ
  • アクセサリーは国内通販が安心、海外通販は安いがリスクもある
  • トレックの同価格帯モデルもあるが、性能面ではジャイアントの方がコスパに優れる

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