電動自転車を車に積むのってどうすればいいの?
これからの季節、アウトドアや旅行の計画が増える中、電動自転車を車に積んで遠出するシーンが多くなるのではないでしょうか。
特に電動自転車は、普段の街乗りだけでなく、旅行先での観光や移動手段としても便利です。
しかし、車に積む際にその大きさや重さで悩む方も多いでしょう。
特に、ママチャリタイプの電動自転車なんかはサイズが大きく、車に積むには工夫が必要です。
さらに自転車側だけでなく軽自動車やセダンといった車種ごとに積載方法が異なるため、それぞれの特徴に合わせた対策が大切です。軽自動車の場合、
また、パナソニックの折り畳み電動自転車のように、コンパクトになるモデルを選べば、積み込みやすさが格段に向上します。
この記事では、そんな電動自転車を車に積む際の具体的なコツや注意点について詳しく解説していきます。
電動自転車を車に積む方法・コツまとめ

二種類の方法が存在
まず電動自転車を車に積む方法は二種類存在することを抑えて置いて下さい。
この二つです。
一つ目は直接後部座席に自転車を入れてしまう方法です。

シンプルな方法で特に知識がなくても問題なくできる場合が多いでしょう。
通常の自転車よりもミニベロや折り畳み式だとコンパクトになるので、より適した積み方になっています。
一方、車の後ろや上に取り付ける方法も存在します。

こういった形です。
この方法は後部座席の大きさ、同乗者の数に捉われないというメリットがあります。
ただその反面、特別な工具や器具、手順が必要になるというデメリットも発生します。
以下では自転車のモデル、自動車の車種に合わせた適切な積み方を解説していきます。
サイクルキャリアの使用に必要なモノ
サイクルキャリアを使って車の上や後ろに自転車を運搬する方法は、車内にスペースがない場合や、自転車を安全に固定して運ぶために便利です。
以下では、サイクルキャリアの種類、必要なもの、運搬時の注意点について詳しく解説します。
サイクルキャリアは大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴と利点、注意点を見ていきましょう。
1. ルーフキャリア(車の上に載せる)
ルーフキャリアは車の屋根に自転車を載せるタイプのキャリアです。
車内のスペースをまったく使わないため、多くの荷物を積む必要がある場合や、車内に余裕がないときに最適です。
2. リアマウントキャリア(車の後ろに取り付ける)
リアマウントキャリアは、車のトランクやリアゲート部分にフックで取り付けるタイプです。
車高が変わらないため、ルーフキャリアより扱いやすい点が特徴です。
3. ヒッチキャリア(車のヒッチメンバーに取り付ける)
ヒッチキャリアは、車の後部にあるヒッチメンバー(トレーラーを牽引する際に使用する連結装置)にサイクルキャリアを取り付ける方法です。

強度が高く、複数台の自転車を運搬する場合に向いています。
ママチャリタイプのポイント
ママチャリタイプの電動自転車は、特有の大きさや重さのため、車に積むときにはいくつか注意点があります。
特に車種や積載方法によって工夫が必要で、ここでは後部座席への積み込みを推奨します。
その中でまず気を付けるべきがそのサイズ。
ママチャリタイプの電動自転車は、通常26インチや27インチの大きなタイヤを使用しており、その全長は約190cm、高さは約110cmとかなりの大きさになります。
特に27インチのモデルはさらに大きく、これが積み込みの難しさの一因です。
このサイズの自転車を車に積むには、ハイトール系軽自動車やミニバンのように天井が高く、車内スペースが広い車が最適です。
セダンやSUVでは、天井高や車内の長さが不足するため、積むのが非常に難しく、無理に積もうとすると破損や車の内装を傷つける恐れがあります。
軽自動車でもN-BOXやスペーシアのような車種であれば、後部座席を倒すことで比較的広いスペースを確保でき、自転車の積み込みが可能です。
しかし、それでも27インチの自転車はギリギリ入るかどうかといったところで、場合によっては前輪を外すなどの工夫が必要になる場合があります。
固定が重要
電動自転車はバッテリーを搭載しているため、通常の自転車よりも重く、約20~30kgあります。
このため、車に積んだ後にしっかりと固定しないと、走行中に自転車が動いてしまい、車内が傷ついたり事故につながる恐れがあります。
車内であっても荷締めベルトやロープを使って、確実に自転車を固定しましょう。
特に、車内の壁や天井と接触しやすい部分(ハンドルやペダル)は、保護するためにクッション材や毛布を当てることが効果的です。
これにより、運転中に揺れたり急ブレーキをかけた際にも自転車が倒れたり、部品が車内の壁に衝突して傷つくことを防げます。
自転車の倒れ防止だけでなく、積み込む際にも慎重に扱いましょう。
傷つき防止の工夫
ママチャリタイプの電動自転車は、カゴや泥除けといった付属部品が多く、これらが積み込み時に特に傷つきやすいです。例
えば、樹脂製の泥除けやカゴは、衝撃や圧力によって割れたり、曲がってしまうことがよくあります。
これを防ぐためには、積み込む前に車内に保護用のマットや毛布を敷いておくことが有効です。
こうすることで、自転車が直接車内に触れることを防ぎ、傷がつくリスクを大幅に減らせます。
また、無理に自転車を寝かせて積むのは避けるべきです。
寝かせることで自転車のフレームや部品に不要な力がかかり、変形や破損の原因となる可能性があります。
できるだけ自転車は立てて積むことが望ましく、車内に十分な高さがある場合は、自転車を立てて安全に固定する方法を選ぶべきです。
これにより、車に積む際のパーツの変形や、積み降ろし時のトラブルを避けられます。
軽自動車に乗せるコツ
軽自動車はコンパクトで便利な車ですが、電動自転車の積載にはスペースの制約があるため、工夫が必要です。
特に、「ハイトール系軽自動車」(N-BOXやスペーシアなど)は車内の高さがあるため、積載にはある程度の余裕があります。
より効果的に積むための具体的な方法やサイクルキャリアの活用法について詳しく解説します。
1. シートを完全に倒す
軽自動車の限られたスペースを最大限に活用するためには、後部座席を完全に倒すことが前提です。
特にハイトール系軽自動車は後部座席を倒すとかなりの荷室空間が生まれるので、電動自転車を積むためのスペースを確保しやすくなります。以下の点に注意しましょう
2. ハンドルやペダルの向きを調整する
電動自転車のハンドルやペダルは、車内スペースを有効に使うために調整が必要です。
特にハンドルがまっすぐのままだと、車内で無駄に高さを使ってしまうので、以下の対策が役立ちます
3. 積載時の固定と保護
軽自動車で電動自転車を積む際は、積んだ自転車を確実に固定し、保護することが重要です。
車内で自転車が動くと、車の内装や自転車自体を傷つける恐れがあるので、以下のポイントに注意します
4. サイクルキャリアを使った運搬方法
軽自動車の場合、車内に積むのが難しい場合や、車内を汚したくない場合はサイクルキャリアを活用するのも有効です。
サイクルキャリアは車外に自転車を固定でき、車内スペースを節約できるだけでなく、積載の手間も軽減できます。
軽自動車向けに特に適しているキャリアタイプは次の通りです。
まずはリアキャリア。
軽自動車のリアゲートに取り付けるタイプのキャリアです。
リアマウントキャリアは軽自動車に最適で、車の後ろに自転車を固定しますが工具不要で取り付けが簡単なのが特徴です。
軽自動車はキャリアの位置が低く、自転車の積み下ろしがしやすく、自転車を車内に積まないため、車内が汚れないのが利点。
しかし、自転車が車の後部に飛び出るため、ナンバープレートやブレーキランプが隠れることがないように注意が必要です。
必要に応じて、ナンバー移動キットや追加のランプを取り付ける対策が必要です。
二つ目はルーフキャリア。
ルーフキャリアは車の屋根に自転車を載せるタイプです。
軽自動車でも天井が比較的低いため、自転車の積み下ろしは比較的簡単で車内スペースを使わない点が大きな利点です。
軽自動車でのサイクルキャリアは車高が高くなるため、駐車場の天井やトンネルの高さ制限に注意が必要です。
また、車の横幅から自転車がはみ出る場合があるので装備の購入前に長さをチェックしておきましょう。
セダンに乗せる方法!トランススペースの活用法とは?
セダンは天井が低く、後部座席のスペースも限られているため、電動自転車を車内に積むのは非常に難しいです。
ただし、トランクスペースを上手に活用することで、特に折りたたみ自転車や前輪を外せるタイプのスポーツ自転車であれば対応可能です。
まず試してほしいのはトランクと後部座席のシートを連動して使う方法。
多くのセダンでは、後部座席を倒すことでトランクスペースと車内が連動します。
この場合、トランクに自転車の一部を収め、残りの部分を後部座席に積む形で調整が可能です。
例えば、自転車の後輪やフレーム部分をトランクに、前輪やハンドルを後部座席に収めることで、全体を効率的に収納できます。
そして手間はかかりますが前輪を外す方法も。
スポーツタイプの自転車や一部の電動自転車は、前輪を簡単に外すことができます。
この方法を使えば、全長を短縮できるため、トランクや後部座席に積みやすくなります。
前輪を外すためには工具が必要な場合がありますが、外せばトランクにスッキリ収まることが多いです。
ただし、外した前輪やフレームが傷つかないよう、布やタオルなどで保護することが大切です。
セダンはトランクの奥行きがあるものの、開口部の高さや幅が制限されていることが多いので、無理に自転車を積もうとすると車体や車にダメージが出ることがあります。
そのため、軽量な自転車を選ぶことや、可能であれば自転車を折りたためるモデルにすることで、積み込みがスムーズになります。

専用の道具も販売しているので新しく自転車や車を買うことがない人はコチラを試してみるのもいいでしょう。
パナソニックのおすすめ折り畳み式
パナソニック製の中では「オフタイム」というモデルがオススメ。

8Ahと平均的なバッテリー容量で持て余すことがありません。
軽量アルミフレームということで20kgを下回る重量になっており、車への積み下ろしが楽になります。
また、先ほど触れた輪行バックが純正で販売しています。

これを使えば車から走行場所に距離がある場合でもスムーズに運ぶことができます。
他社製ではないのでサイズが合わないということもないでしょう。
乗車適応身長も149~185cmと女性から大柄な男性まで対応。
これから購入するモデルを探してる方にはオススメの一品となっています。
激安で手に入る折り畳み式モデル
激安の電動自転車であればペルテックの「TDN-206L」がオススメ。

このモデルは税込みで8万円を切る安さが魅力です。
一般的に電動自転車は10万円が最も安く、12~15万円ほどが平均的な価格になっています。
しかしペルテックは全て国内の自社工場で生産することによって運搬費を削減、この価格での販売を実現しました。
その性能も長距離運転は難しいですが軽いサイクリング、通勤や買い物には問題ない程度のものを備えています。
サイクルキャリアを使う際の設備代金も節約できるので、とにかく価格を抑えたいという人はオススメです。
電動自転車を車に積む際の注意点

違法行為とその回避方法
自転車を車に積んで運搬する際には、道路交通法に違反しないように注意が必要です。
違法行為として最もよく見られるのが、ナンバープレートやライトが自転車で隠れてしまうことです。
また、積載物が車体の外に飛び出しすぎている場合や、積載方法が不安定で自転車が落下するリスクがある場合も違反となります。
リアマウントキャリアやヒッチキャリアを使って車の後ろに自転車を積む場合、ナンバープレートやブレーキランプ、ウィンカーが隠れることがあります。
これらが隠れると道路交通法違反となり、罰金の対象になります。
[Q]ナンバーがきちんと識別できないと違反になるのですか?
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-accident/subcategory-traffic-violation/faq283
[A]数字を他の数字に改ざんしたり、車両に付随する装備や搭載物などで隠した場合、懲役刑や罰金刑に処せられます。
回避方法としてはナンバープレートやテールランプを隠さないよう、積載時に必ず確認すること。
必要であれば、ナンバー移動キットや、追加のテールランプを取り付けることで対策できます。
また、道路交通法では、積載物が車体の長さや幅の10分の1以上はみ出すことが禁じられています。

自転車を積んだ際、後部から過度にはみ出していると違反でとなります。
避けるためには事前に自転車が後部や横に極端に飛び出していないかを確認し、必要に応じてキャリアの調整を行うか、積載方法を変更します。
さらに自転車が走行中に落下する事故は非常に危険で、道路交通法違反となるだけでなく、後続車に重大な事故を引き起こす恐れがあります。
必ず荷締めベルトやロープで自転車をしっかり固定し、落下防止を徹底します。走行前に固定具合を確認することが重要です。
安全な固定方法
自転車を車に積む際、しっかりと固定することが安全運搬の要です。
自転車が車内や車外で動いてしまうと、事故や破損、違法行為につながる可能性があります。
以下は、安全に固定するための具体的な方法です。
まず自転車を車内やキャリアに積む際には、荷締めベルトや専用のロープを使用して確実に固定します。
ベルトは、車内に固定するためのフックや取っ手がある場合、それに結びつける形で対角線状に掛けると安定感が増します。
また、車外のキャリアに積む場合も、車体に動かないようにしっかり締めましょう。
自転車を安定させるためには、複数の固定ポイントを作るのが大切です。
例えば、前輪と後輪、フレーム部分をそれぞれ固定することで、揺れや転倒を防げます。
特に車内で積む場合は、タイヤが座席に触れないよう調整することも重要です。
さらに自転車のフレームやパーツが車内の天井や壁、座席に接触する場合は、必ずクッション材やマットを敷いて、擦れや衝撃を和らげます。
これにより、傷やへこみを防ぎ、車内の損傷も最小限に抑えられます。
長時間のドライブや高速道路での運転中は、固定が緩んでいないか定期的に確認することが重要です。
停車時に固定が外れていないか、揺れていないかをチェックする習慣をつけましょう。
軽自動車の注意点
軽自動車はコンパクトで機動性に優れていますが、その分電動自転車を積む場合にはいくつかの制約があります。
軽自動車はコンパクトな設計のため、車内の荷物を積むスペースが限られています。
電動自転車のような大きな物を積む際には、後部座席を完全に倒すことが前提です。
ハイトール系軽自動車(N-BOXやスペーシアなど)であれば高さは確保しやすいですが、車内長さに限界があるため、自転車を斜めに配置したり、ハンドルを横にするなどの工夫が必要です
車内に電動自転車を積む場合、助手席を前方に倒してしまうことで、より広いスペースが確保できます。
これにより、電動自転車の前輪や後輪を座席の間に差し込む形で収納しやすくなります。
電動自転車は高さがあるため、軽自動車の天井とハンドルが接触することがあります。この場合、ハンドルを横向きにするか、自転車全体を斜めに置くことで天井との干渉を避けましょう。
軽自動車は車体が軽いので、走行中の揺れが大きくなることがあります。
これによって積載物が動いてしまう可能性があるため、特に注意して自転車を固定する必要があります
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