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GFR-01とGFR-02のスペックの違いなど検証【比較表付き】

GFR-01と02ってなにがどう違うの?

glafit製の電動自転車で主力になるのがGFR-01とGFR-02。

ただ見た目がかなり似てるので何がどう違うのかよくわからない所。

両方あるとどうしても安い方を選んでしまいがちです。

ということでここではGFR-01とGFR-02の違いを全てまとめ。

ポイント

  • 主な違いはモビチェン機能(電動バイク化)があるかどうか
  • これによって価格が倍近く変わっている
  • 他は充電時間や車体の重さなどが違う
  • 今からGFR-01を買うメリットは価格くらい

グラフィット公式サイト

GFR-01とGFR-02の違いを8項目で比較

ということでGFR-01と02のスペックをしらみつぶしに比較していきます。

ポイント

  • バッテリーは同じだが充電時間はGFR-02が短い
  • 車体重量はGFR-02の方が若干重い
  • 航続距離はGFR-01の方が長い
  • モビチェン機能はGfr-02のみ

バッテリー容量の違い

項目GFR-01GFR-02
バッテリー容量9.6Ah9.6Ah
バッテリー種類リチウムイオンバッテリーリチウムイオンバッテリー
充電時間約4時間2~3時間

GFR-01とGFR-02はどちらもバッテリー容量が9.6Ahと同じです。

したがってバッテリー容量に関して大きな違いはありません。

両方ともに搭載されているバッテリーの種類はリチウムイオンバッテリー。

このバッテリーは電動アシスト自転車や電動バイク、スマートフォンなど幅広いデバイスに使われている最も一般的な充電式バッテリーです。

特徴としては高エネルギー密度、軽量性、そして充放電サイクルの優れた耐久性があります。

そしてこのバッテリーの充電時間はGFR-01では約4時間、GFR-02では2~3時間となっています。

GFR-02の方が充電時間が短いことが特徴です。

充電時間が短いほど利便性が高く例えば通勤などで毎日使用する場合、夜間に充電しておけば翌日すぐにフル充電で出発できます。

フレーム・重さ

項目GFR-01GFR-02
フレーム素材おそらくアルミニウム合金おそらくアルミニウム合金
強度十分な強度十分な強度
軽量性非常に軽量比較的軽量
耐腐食性酸化被膜により錆びにくい酸化被膜により錆びにくい
車両重量18kg19.4kg

GFR-01とGFR-02の具体的なフレーム素材については明示されていません。

ただ軽量性と強度を考慮すると、おそらくアルミニウム合金が使用されている可能性が高いです。

アルミニウム合金は電動バイクやアシスト自転車でよく使われる素材で以下のような特徴があります。

ポイント

  • 強度:アルミニウム合金は比較的軽量でありながら十分な強度を持っています。
  • 軽量性:鉄やスチールに比べて非常に軽いため車両全体の重さを軽減できます。
  • 耐腐食性:アルミニウムは酸化しやすいですがその酸化被膜が耐腐食性を高めるため長期間使用しても錆びにくいです。

そんなGFR-01は車両重量が18kg。

これはバッテリーを含めた重さで非常に軽量な部類に入ります。

電動バイクやアシスト自転車の中でも18kgは持ち運びや取り扱いがしやすい重さとされています。

一方GFR-02は車両重量が19.4kg。

GFR-01より1.4kg重いですが依然として軽量なバイクです。

この重量差はおそらくモビチェン機能(電動バイクモードと自転車モードを切り替える機能)やフレームの強化に起因していると考えられます。

大きさ・サイズ

展開時サイズ比較表

項目GFR-01GFR-02
全長1260mm1280mm
全幅585mm535mm
全高1000mm1040mm

折り畳みサイズ比較表

項目GFR-01 (折り畳み時)GFR-02 (折り畳み時)
全長710mm750mm
全幅395mm500mm
全高620mm600mm

GFR-01とGFR-02の大きさは展開時のサイズ、折り畳み時のサイズで比較するこのようになります

GFR-02の方が全長がやや大きく全幅は少し狭いですが、高さは少し高いです。

折り畳み時のサイズはGFR-02の方がコンパクトです。

走行・航続距離

項目GFR-01GFR-02
航続距離40km34km

GFR-01の航続連続走行距離はGFR-01が40km、GFR-02は34kmです。

GFR-01の方が航続距離が長いです。

ただこれは体重や乗り方、坂なのか平坦な道なのかで大きく変わってきます。

GFRはどちらも耐荷重が100キロなのでこれに近づくほど航続距離は短くなるでしょう。

リアキャリア(後ろカゴ)の有無

GFRはどちらもリアキャリアは付属していません。

乗せる台も付属していない状態です。

ただGFR-02はオプションでリアキャリアが購入できます。

こちらを購入して取り付けすれば後ろにかごを付けたまま走行できます。

GFR-01はこのオプションパーツが存在しません。

カラーバリエーション

カラーバリエーションGFR-01GFR-02
1色ホワイトホワイト
2色ブラックイエロー
3色オレンジブルー
4色グリーンベージュ
5色レッド

GFR-01は5つGFR-01は5つののカラーバリエーション、GFR-02は4つのカラーバリエーションがあります。

カラー自体も違いますがGFR-01の方が選択肢が多いです。

被っている色はホワイトのみなので違った雰囲気を味わうことができるでしょう。

カラーも淡い色合いではなくパキッとした明るい発色が特徴的です。

モビチェン機能

項目GFR-01GFR-02
モビチェン機能搭載されていない搭載されている

モビチェン機モビチェン機能はGFR-02にのみ搭載されています。

モビチェン機能というのは電動自転車と電動バイク(原付扱い)を切り替えられる機能のこと。

これにより公道を合法に走ることができ、スピードも格段にアップします。

GFR-02の中にもモビチェン機能が付いてない通常モデルもありますがGFR-01はその選択肢がありません。

価格

項目GFR-01GFR-02
通常モデル価格¥152,680(税込)¥275,000(税込)
モビチェン価格なし¥308,000(税込)

GFR-01の価格GFR-01は152,680円。

GFR-02の価格は通常モデルで¥275,000(税込)、モビチェン付きモデルで¥308,000(税込)です。

モビチェン機能が付いたモデルは価格が高く設定されています。

⇒GFR-02の公式販売ページを見る

GFR-01とGFR-02のメリット・デメリット

性能の比較ができた所でこの性能はどうメリットになるのかという点を比較。

ポイント

  • GFR-01のメリット
  • GFR-01のデメリット
  • GFR-02のメリット
  • GFR-02のデメリット

GFR-01のメリット

ポイント

  • 価格が手頃:152,680円とGFR-02に比べて価格が安く、コストパフォーマンスが高い。
  • 軽量:18kgとGFR-02より軽く、持ち運びや取り回しがしやすい。
  • 航続距離が長い:40kmとGFR-02の34kmよりも長く、長距離移動に適している。
  • カラーバリエーションが多い:5色(ホワイト、ブラック、オレンジ、グリーン、レッド)から選べるため、好みに合わせやすい。

GFR-01を選ぶメリットはこの辺り。

まずは何と言っても価格の安さ。

GFR-02の通常モデルでも27万する所を15万程度で購入できます。

そして車体の重量が軽いので折りたたんで持ち運ぶ際や駐輪場での細かな動きの際に助かるでしょう。

航続距離もわずかですが長いので走行だけの性能で見れば高いとも言えます。

GFR-01のデメリット

ポイント

  • モビチェン機能が非搭載:自転車モードと電動バイクモードの切り替えができないため、駐輪や走行の柔軟性が少ない。
  • 充電時間が長い:約4時間かかるためGFR-02に比べて充電の時間が長く、使用頻度が高い場合は不便に感じる可能性がある。
  • やや古いモデル感:最新機能(モビチェンなど)が不足しているため、機能面での利便性が低い。
  • リアキャリアなどの装備が明記されていない:追加装備が少ないため荷物を運ぶ際には不便な可能性がある。

一方デメリットはこの辺り。

GFRシリーズメリットのモビチェン機能が付いてないことで自転車としての運用しかできません。

ある時は原付、ある時は電動自転車というちょうどいい使い方が不可能になっています。

また全体的に古い装備になっているので拡張性や修理の受付期間も短くなってしまうでしょう。

※2024年現在生産中止

そしてGFR-01は2024年現在生産を中止しています。

公式サイトにハッキリ書かれています。

なのでこれから買うと中古や非正規のショップしかありません。

そうなると保証の有無やサポートなど安全面での問題が出てきます。

今からGFR-01を買うとなるとしっかりしたものを手に入れることが一番難しくなってくるでしょう。

GFR-02のメリット

ポイント

  • モビチェン機能搭載:自転車モードと電動バイクモードを切り替えられる便利な機能があり、駐輪や走行の利便性が高い。
  • 充電時間が短い:2〜3時間で充電が完了するため、日常的に使用しやすい。
  • 車体サイズが大きい:全高が1040mmと少し高めで、安定した走行感が得られる。
  • 折りたたみ時のコンパクト性:折りたたみ時に全長750mm、全幅500mmとコンパクトになり、収納や持ち運びに便利。
  • アフターサポートが充実:1ヶ月と6ヶ月の無料点検が受けられるので、メンテナンス面で安心できる。

GFR-02のメリットはコチラ。

全体的に性能がよくモビチェン機能が付いているので原付と自転車を一つで兼ねることができます。

そしてGFR-02には公式からのサポートが手厚く、標準で1か月と6か月の無料点検が備わっています。

メーカー保証の1年と併せることで故障で購入金が無駄になるという可能性も低いでしょう。

まだ電動自転車や電動バイクを購入したことがない初心者程ありがたい特典になるでしょう。

GFR-02のデメリット

ポイント

  • 価格が高い:モビチェン機能搭載モデルでは308,000円と、GFR-01に比べてかなり高額。
  • 重量が重い:19.4kgと、GFR-01より1.4kg重いため、持ち運びや取り扱いがやや不便。
  • 航続距離が短い:34kmと、GFR-01の40kmに比べて航続距離が短く、長距離移動には向いていない。
  • カラーバリエーションが少ない:4色(ホワイト、イエロー、ブルー、ベージュ)しかないため、選択肢が少ない。

コチラがGFR-02のデメリット。

まず価格の高さは分かりやすいデメリットになります。

電動自転車が15万円ほど、原付が30万円ほどと考えると30万円という価格はコスパのいい数字。

ただ30万円自体用意が難しいという人もいるでしょう。

また性能自体は高いもののその分若干重くなっています。

折りたたんで家の中に持ち運ぶ予定の方は少し苦労するかもしれません。

【まとめ】GFR-01とGFR-02の違いはモビチェン機能など

項目GFR-01GFR-02
バッテリー容量9.6Ah9.6Ah
バッテリー種類リチウムイオンバッテリーリチウムイオンバッテリー
充電時間約4時間2~3時間
フレーム素材おそらくアルミニウム合金おそらくアルミニウム合金
重量18㎏19.4㎏
リアキャリアなしオプションである
モビチェン機能なしあり
価格(通常)¥152,680¥275,000
価格(モビチェン付き)なし¥308,000

項目GFR-01GFR-02
バッテリー容量9.6Ah9.6Ah
バッテリー種類リチウムイオンバッテリーリチウムイオンバッテリー
充電時間約4時間2~3時間
フレーム素材おそらくアルミニウム合金おそらくアルミニウム合金
強度十分な強度十分な強度
軽量性非常に軽量比較的軽量
耐腐食性酸化被膜により錆びにくい酸化被膜により錆びにくい

⇒GFR-02の公式販売ページを見る

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