通学にオススメな電動自転車ってある?
これから通学に最適な電動自転車をテーマに、高校生や大学生におすすめのモデルを紹介していきます。
通学時に使う自転車として、電動アシスト自転車は日々の負担を軽減し、快適に移動できる優れた選択肢。
特に長距離や坂道が多い通学路を毎日利用する学生には、疲れを軽減してくれる電動自転車が大人気です。
今回は、高校生向けのスポーティーなモデルや、日常の移動手段としても使える大学生におすすめのモデルをピックアップ。
また、特に女子高生や女性大学生に人気のある、かわいさと機能性を兼ね備えたモデルにも注目します。
明るいパステルカラーや、スカートでも乗りやすいデザインの自転車は、通学をより楽しくしてくれることでしょう。
さらに、初めて電動自転車を購入する方や、お手頃な価格でコスパ重視のモデルを探している方に向けても、おすすめの選択肢をご紹介していきます。
これから電動自転車を探すという人の選択肢の参考になれば幸いです。
通学に最適なおすすめ電動自転車5選
高校生男子に人気のモデル
高校生男子に人気の電動アシスト自転車は、スポーティーなデザインと機能性が求められます。
特に坂道が多い通学路や長距離通学を快適にするため、パワフルなアシスト性能と大容量のバッテリーが搭載されたモデルが人気。
また、男子学生にはカジュアルでアクティブな印象を与えるクロスバイクタイプや、シンプルでスタイリッシュなデザインの自転車が好まれる傾向にあります。
ただスポーツタイプは前かごが標準装備されていない場合も多いです。
リュックを背負って通学するなら大丈夫ですが、手提げかばんを持つ場合は前かごが最初からついているモデルの方がいいでしょう。
さらに電動自転車の走行距離を決めるバッテリーは大きいものを選ぶことがポイント。
これがバッテリー容量とその走行距離、時間になります。
自宅から高校までの距離とその時間を計算して充電無しでも2、3日持つくらいのバッテリーを持つとコスパがいいのでおすすめです。
電動自転車の例を挙げるとブリヂストンの「TB1e」や、ヤマハの「PAS RIN」で、これらは高校生男子に人気の高いモデルになっています。
これらの自転車はスポーティな外観でありながら、耐パンクタイヤや自転車スタンドなどの実用的な装備も備わっています。
大容量バッテリー(4.3Ahや15.4Ah)は、長距離通学にも対応可能で、急な坂道でも快適な走行が可能です。
また、軽量フレームで操作がしやすく、速く走れるため、通学時の負担を軽減します。
さらにブリジストン・Tb1eは自動充電機能が備わっており、走っている中でも自動的にバッテリーが回復していきます。
走行距離が長くバッテリーの消耗が早い高校生にはピッタリの機能です。
これらであれば毎日使う高校生のハードな使用状況にも3年間耐えられるでしょう。
大学生に人気のモデル
大学生が使う電動アシスト自転車は、高校生が求めるものとは異なるニーズがあります。
大学生は、通学に限らず、アルバイトや友人との外出、ショッピングなど、幅広い用途で自転車を使うことが多く、これに応じた汎用性が重要視されます。
大学生は、高校生と異なり、自転車を使う場面が多岐にわたります。
高校生の場合、主な用途は通学のみで、学校の規定や通学ルートに適した自転車が選ばれることが多いですが、大学生は日常の移動手段全般として自転車を利用するため、デザインや機能がその生活スタイルに合ったものである必要があります。
例えば、大学までの道のりが長い場合でも、アルバイトや買い物にも使えるようにバッテリー容量が大きいモデルが必要になるでしょう。
また、駐輪場所もキャンパスや駅前、ショッピングモールなど、さまざまな場所に駐輪することが想定されるため、耐久性や防犯対策もしっかりしたものが求められます。
さらに大学生は、学費や生活費などの限られた予算の中で、自転車を購入・維持しなければなりません。
そのため、コストパフォーマンスの高さが非常に重視されます。
安価でありながら、長期間使える耐久性や、頻繁に充電しなくても済むバッテリーの容量を兼ね備えたモデルが選ばれることが多いです。
アルベルトeのように、メンテナンスが少なくて済むベルトドライブが採用されているモデルは大学生にとってありがたい機能。
特に、アルバイトでの移動が多い学生は、コスト面での負担を軽減するため、電動自転車の維持費も考慮に入れた選び方が重要です。
おすすめモデル
代表的なモデルとしては、パナソニックの「ベロスター」や、ブリヂストンの「アルベルトe」が挙げられます。
これらのモデルは、軽快でスタイリッシュなデザインが特徴で、特に「ベロスター」はスポーツバイクのような外観を持ちながら、日常使いに便利なオプションも搭載しています。
アルベルトeは、メンテナンスが少なくて済むベルトドライブが採用されており、通学や日常の使用頻度が高い大学生にぴったりです。
バッテリーも8.0Ah~とそこそこの容量で多すぎて持て余すこともありません。
2、3日に一度の充電で事足りるので取り外しの面倒くささも抑えられるでしょう。
かわいいモデル
かわいいデザインの電動アシスト自転車は特に女子高生や女性に人気があり、見た目の可愛さと実用性の両方を兼ね備えたモデルが多いです。
明るいパステルカラーや流線型のフレーム、レトロ調のデザインが特徴で、女子学生が通学時にファッションアイテムとしても楽しめる自転車が好まれます。
自転車のタイプではミニベロや折り畳み可能なモデルを探すとデザインが特徴的なものが見つかるでしょう。
また、電動アシスト自転車の選択肢を広げるために、海外製の自転車を探すのも良い方法です。
特に、ヨーロッパやアメリカのメーカーは、おしゃれなデザインと独自のスタイルを持つ電動自転車を数多く提供しています。
これらのメーカーは、街乗りに適した洗練されたデザインと高性能なアシスト機能を兼ね備えた自転車を製造しており、他の人とは違う個性的な1台を見つけることができるでしょう。
国内メーカーであればブリヂストンの「カジュナe」やヤマハの「PAS Ami」はかわいさを求める女性に人気です。
「カジュナe」は、おしゃれな籐風のカゴやリベット付きのサドルが特徴で、見た目の可愛さだけでなく、通学に必要な機能も充実しています。
「PAS Ami」は、エレガントで大人可愛いデザインと、女性でも扱いやすい機能が備わっているため、若い女性や通学を意識した学生に好まれています。
どちらも淡いパステルカラーが人気で無骨な電動自転車とは一味違った印象を与えてくれます。
デザインもこだわりたいという人はぜひ検討してみてください。
とにかく安いモデル
とにかく安い電動アシスト自転車を求める人には、手頃な価格で最低限の機能がしっかり備わっているモデルが選ばれます。
特に、維持費を抑えたい学生や、あまり長距離を走らない通学者には、安価な電動自転車がぴったりです。
ただし、価格を抑えるために、ギア数やバッテリー容量が少なめであることが多く、短距離向きや平坦な道が多い人に適しています。
代表的なモデルには、PELTECHの「TDA-206L」があります。
このモデルはは価格が約8万円前後で電動アシスト自転車の中ではかなり安価な部類に入りますが、安全機能や基本的なアシスト性能はしっかりしています。
日本製モーターを使用しているため、安心して長く使える点もポイント。
特にコスパを重視する人には、こうした最低限の機能を備えたモデルが最適です。
安価なモデルのリスク
ただ安価なモデルでは、バッテリー容量が小さく設定されていることが多く、1回の充電で走行できる距離が限られます。
例えば、高価格帯のモデルが1回の充電で100km以上走行できるのに対し、安価なモデルでは40~50km程度の走行が限界です。
これは長距離通学や起伏の多い地域での使用には不向きです。
坂道が多い場所や、遠距離の移動が頻繁な場合、途中でバッテリー切れを起こす可能性があり、バッテリー切れ後のペダルこぎは、車体が重いため非常に負担が大きくなります。
安価なモデルは、コストを抑えるためにギア数が少ないシングルギアタイプが多く、変速機能が限られているため、速度の調整が難しい場合があります。
特に、坂道や風の強い日には、ギア数が少ないことで快適な走行ができず、結果として余計に体力を消耗することになります。
こういった条件に当てはまらないのであればコスパのいい電動自転車になるでしょう。
女子に人気があるモデル
女子に人気のある電動アシスト自転車は、かわいさやおしゃれさだけでなく、実用的な機能も兼ね備えたモデルが多いです。
特に、スカートで乗りやすい低いフレームや大きめのカゴが付いている自転車が人気。
また、カラーやデザイン性が高く、毎日の通学で使っても飽きないような、自分らしさを表現できるモデルが求められます。
ペルテックの「TDN-206X」や先ほど紹介したブリヂストンの「カジュナe」が代表的な人気モデルです。
「TDN-206X」は、スカートでも乗りやすい低フレームと豊富なカラーバリエーションで、女子学生に特に人気があります。
また、デザインもシンプルかつ可愛らしく、通学だけでなく普段使いにもぴったりです。
これらのモデルは見た目と機能性のバランスが良く、女子学生に幅広く支持されています。
特にTDN-206Xはヤフーショッピングの女性に人気の電動自転車の中で子供乗せ自転車の除くと1位の人気を誇っています。
8Ahと12Ahが選べるので通学距離によってちょうどいいバッテリー容量を選ぶことも可能。
9万円を切る安価な価格ということもあって高校生にとってコスパのいいモデルとなるでしょう。
通学用のおすすめ電動自転車を買う前に
対応の身長を確認する
電動アシスト自転車を選ぶ際、まず重要なのが「対応身長の確認」です。
自転車は適切なサイズで選ばないと、運転が不安定になり、事故のリスクが高まることがあります。
高校生は成長期にあり、身長が短期間で伸びる可能性があるため、今後の成長も見据えて少し大きめのサイズを選ぶことがポイントです。
購入時の身長にぴったりなサイズを選んでも、数ヶ月後には窮屈に感じることがあります。
そのため、適応身長に幅がある自転車を選び、長く快適に乗れるようにしましょう。
自転車のサイズは「タイヤのインチ」で決まりますが、同じインチでもモデルによって適応身長が異なる場合があります。
例えば、26インチの自転車でも、適応身長が140cm~のものもあれば、150cm~のものもあります。
長く快適に乗るためには、適応身長が広い自転車や、少し余裕のあるサイズを選ぶことが推奨されます。
成長を見越して少し大きめを選んでおけば、将来的にも窮屈せず安心です。
通販での購入を考えている場合でも、可能ならば店頭で実際に試乗して、自分の体にフィットするかどうかを確認することをお勧めします。
自転車は、サドルの高さやハンドルの位置など、細かく調整できる部分も多いですが、フレーム全体のサイズ感が合わない場合は、調整でカバーできないこともあります。
店頭で確認できれば、成長を見越したサイズ選びやフィット感を確かめることができ、安心して長く乗れる自転車を選べます。
ちなみに価格自体は通販で購入する方が安いことが多いので、確認後は再び通販ページを見てみるといいでしょう。
学校までの距離からバッテリー容量を決める
電動アシスト自転車は、バッテリーが切れると普通の自転車よりも重いため、通学距離に合ったバッテリー容量を選ぶことが非常に重要です。
通学距離によって、必要なバッテリーの大きさが異なり、以下の目安が参考になります
坂道の多い地域では、バッテリー消費が早くなるため、容量の大きいバッテリーを選ぶと安全です。
さらに、バッテリーの寿命は使い方によって異なり、適切な充電・管理をすれば長持ちしますが、必要以上に容量が大きいものを選ぶと価格が高くなるので、自分の通学距離に合ったものを選ぶことが大切でしょう。
通学に加えてアルバイトや遊びにも使う場合はそれも考慮して大きめのバッテリー持ちを選んでください。
高校で禁止されてるケース
電動アシスト自転車は法律や条例では禁止されていませんが、学校ごとの規則によって使用が制限されることがあります。
一部の高校では、以下の理由から電動アシスト自転車の使用を禁止していることがあります。
1 通学方法(登校、下校)
(1) 本校生徒においては、登下校の際徒歩、自転車又は公共機関を利用して通学する。自動車、バイクを使用して通学することを禁ずる。自転車通学は届け出る。
https://www.schoolrulesdb.com/item.php?school_id=D112210000048
この千葉県立千葉商業高等学校など校則で禁止されてる場合もあります。
なので電動アシスト自転車を購入する前に、学校に確認して校則や申請手続きが必要かどうかを調べておくことが重要。
学校によっては申請が必要な場合や、通学用の自転車に補助金を提供しているケースもあるため、事前の確認が必須です。
高校生で使ってる割合は?
正確な数字は分かりませんが電動アシスト自転車を使っている高校生の割合は年々増加しています。
全国の高校生を対象に行われた調査によると、約48%の高校生が、通学において「体力的な負担を感じている」と回答しており、同時に「電動アシスト自転車が欲しい」と希望している生徒が多いことがわかっています。
高校生は部活動や学業で忙しく、通学時に余計な体力を使うことを避けたいと感じることが多いため、電動アシスト自転車はその解決策として注目を集めています。
20代以上では実際に通勤通学で使っている人も多く、高校生の利用者が多くいても不思議ではありません。
特に人気の理由としては長距離通学や坂道の多い地域では、普通の自転車での通学は体力的な負担が大きくなるから。
また、朝の登校時や部活動後の疲れた体での帰宅時に、電動アシスト機能があれば疲労を軽減でき、体力の節約にも繋がります。
このため、電動アシスト自転車は、通学時のストレス軽減を目的として高校生に広がってきています。
自転車以外で必要なものは?
電動アシスト自転車を安全に、快適に使うためには、自転車本体以外にもいくつかのアイテムが必要です。
以下に重要なものを紹介します。
まず電動アシスト自転車は高価なため、盗難補償に加入しておくことが推奨されます。
多くのメーカーは、3年間の盗難補償を無料で提供していますが、補償が自動で付いていない場合は、購入時に加入することを検討しましょう。
さらに自転車事故のリスクは意外と高く、2018年には全交通事故の36%が自転車関連でした。
自転車保険は万が一の事故に備えるために非常に重要です。
2020年から東京都でも自転車保険が義務化されており、安心して自転車を使うために加入しておくべきです。
安全性を考えると、ヘルメットも欠かせません。
特に学生は通学中の安全を考慮して、軽量でフィット感の良いヘルメットを選びましょう。
多くの学校では、ヘルメット着用が義務付けられている場合もあります。
オプションとしては早朝や夕方の通学時に視認性を高めるために、明るいライトや反射板を取り付けておくと安全です。
荷物を持ち運ぶためのカゴや、防犯対策のためのしっかりしたカギも必需品です。
特に電動アシスト自転車は高価なため、カギは必ず複数のロックをすることが推奨されます。
これらのアイテムを揃えて、安心かつ快適な自転車通学を目指しましょう。
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