ビアンキ製自転車のサイズ表ってどこに書いてある?
ロードバイク選びで「サイズってどうやって決めればいいの?」と迷ったことはありませんか?
ビアンキのバイクはデザインも性能も抜群ですが、自分の身長や体格に合ったサイズを選ばないと、せっかくの乗り心地が台無しになってしまいます。特に人気の「ローマ4」や「VIA NIRONE」など、モデルごとにサイズ展開が異なるので要注意。
この記事では、ビアンキ サイズ表をもとに、ロードバイクやクロスバイクの適応身長やサイズ記載の確認方法などをわかりやすくまとめました。初めての方も安心して読める内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
ビアンキバイクのサイズ表まとめ

ロード・クロスバイクの適応身長
ビアンキに限らず、すべてのスポーツバイクにおいて「フレームサイズ」は非常に重要な要素です。ロードバイクやクロスバイクは、一般的なシティサイクル(いわゆるママチャリ)とは違い、乗車姿勢や体格との相性によって走行性能や快適性が大きく左右されます。そのため、乗る人の「身長」に合わせてフレームサイズを選ぶ必要があります。
このとき参考にするのが「適応身長」という指標です。適応身長とは、そのフレームサイズに乗っても安全かつ快適に走行できる身長の目安を指します。各メーカーが独自に設けており、サイズ表として公開されています。
フレームサイズ | 適応身長の目安 |
---|---|
43サイズ | 155〜170cm |
44サイズ | 150〜161cm |
47サイズ | 156〜169cm |
50サイズ | 161〜173cm |
53サイズ | 165〜176cm |
55サイズ | 172〜183cm |
57サイズ | 177〜186cm |
ビアンキのロード、クロスバイクのフレームサイズとその適応身長の目安はこの通りになります。全てのモデルでこのサイズが実装されているわけではなく、モデルごとにいくつかピックアップして用意されています。
このスポーツバイクのフレームサイズとは、基本的に「シートチューブの長さ」を基準に表されています。これは地面からサドルの付け根あたりまでの距離で、サイズ表では「mm」もしくは「cm」で表記されることが一般的です。
具体的に言うと、フレームサイズが大きいほど、サドルが高く、トップチューブ(横のバー)の位置も高く長くなります。つまり、背が高い人ほど大きなフレームサイズを選ぶ必要があります。
適応身長はあくまで“目安”であり、個人の体格差(足の長さや腕の長さ)によっても最適なサイズは変わってきます。そのため、サイズ選びで迷ったときは「やや小さめのサイズを選ぶ」方が安全で調整もしやすいとされています。
また、可能であれば実際に試乗をしてみる、またはショップでフィッティングを受けると、より自分の体に合ったサイズを選ぶことができます。
ビアンキでは、クロスバイクから本格的なロードバイクまで幅広いモデルでサイズ展開が豊富です。たとえば、155cm前後の方には「43〜44サイズ」、170cm前後の方なら「50サイズ」あたりがフィットしやすいなど、きめ細かなサイズ展開がされているのも特徴です。
初心者の方は、適応身長表を目安に選ぶのが一番シンプルで失敗が少ない方法です。ただし、より快適に、そしてより長く乗るためには、自分の体型や使用目的に合ったフレームサイズをしっかり見極めることが大切です。
メジャーなサイズ:47・48・51・55の適正身長
ビアンキのロード・クロスバイクでよく見られるサイズと、それぞれの適応身長の目安は以下の通りです。
- 47サイズ:158cm〜168cm
- 48サイズ:160cm前後を目安に
- 51サイズ:163cm〜173cm
- 55サイズ:173cm〜183cm
ビアンキのロードバイクやクロスバイクには、多くの人の体型に対応できるようさまざまなフレームサイズが用意されています。その中でも「47・48・51・55サイズ」は、身長のボリュームゾーンに該当するため、非常に多くのモデルに採用されている“メジャーサイズ”といえます。
47サイズ(適応身長:158cm〜168cm)
47サイズは、小柄な男性や平均的な日本人女性に適したサイズです。街乗りからロングライドまで幅広く対応でき、特にエントリーモデルに多く採用されています。フレームが小さめなので、軽快な取り回しがしやすく、ハンドリングも安定します。
48サイズ(適応身長:160cm前後を目安に)
48サイズは47サイズと近いスペックで、モデルによっては47サイズとほぼ同じジオメトリを持つこともあります。ビアンキでは、欧州向けモデルで48サイズが用意されていることが多く、日本では47サイズと併記される場合もあります。身長が160cm前後の方にフィットしやすいバランスの取れたサイズです。
51サイズ(適応身長:163cm〜173cm)
51サイズは、最も需要の多い“中間サイズ”で、多くの男性ユーザーに選ばれています。このサイズになると、より本格的なスポーツ走行に対応したモデルも多くラインナップされており、サイクリングイベントや長距離ライドにも向いています。足つきや前傾姿勢のバランスが良いため、乗り心地とパフォーマンスの両立が可能です。
55サイズ(適応身長:173cm〜183cm)
55サイズは、身長が高めの方に向けたサイズで、骨格の大きな男性や欧米体型の方に適しています。トップチューブが長めになるため、前傾姿勢が深くなりますが、体格が合っていれば非常に安定した走行性能を発揮できます。レース志向のライダーにもおすすめされるサイズです。
サイズ選びのポイント
これらのサイズは、ビアンキの「VIA NIRONE 7」「ROMAシリーズ」「C-SPORTシリーズ」など、多くの人気モデルに採用されています。
適応身長の目安を参考にするのは非常に有効ですが、実際の体格(脚の長さや腕の長さ)、ライディングスタイル(街乗り重視か、長距離ライド重視か)によって、ベストなサイズは微妙に変わります。
特にトップチューブの長さが変わると、前傾姿勢の角度や腕の伸び具合に影響が出るため、「ジオメトリ表」を確認するのが重要です。また、可能であれば試乗して、実際の乗り心地や足つき性を体感してみることをおすすめします。
ローマ4の場合
「ローマ4(ROMA 4)」は、ビアンキのクロスバイクの中でも街乗り志向が強く、スピードと快適性のバランスが取れたモデルです。通勤や通学といった日常の移動手段としても使いやすく、見た目もスタイリッシュで人気があります。
フレームサイズと適応身長
- 460mm:155cm〜165cm
- 500mm:170cm〜180cm
- 540mm:175cm〜185cm
このモデルの特徴は、やや細身のフレーム設計と、軽量なアルミ素材によるスムーズな加速感。フラットバーハンドルを採用しているため、前傾姿勢がきつすぎず、ママチャリからの乗り換えでも違和感なく扱えるのが魅力です。
また、サイズが2つの適応範囲にまたがる場合(例:身長175cmの人が500mmと540mmの両方に該当する場合)は、小さめのサイズを選ぶのが基本。小さいサイズは足が付きやすく、ハンドリングもしやすいため、初心者や街中での細かい操作が多いシーンに向いています。
ビアニローネの場合
「VIA NIRONE 7(ビアニローネ)」は、ビアンキのエントリー向けロードバイクで、長年にわたって支持されている定番モデルです。アルミフレーム+カーボンフォークの組み合わせにより、軽量ながらも振動吸収性に優れ、長距離ライドでも疲れにくい設計となっています。
サイズ展開と適応身長
- 44サイズ:155〜165cm
- 47サイズ:158〜168cm
- 50サイズ:163〜173cm
- 53サイズ:168〜178cm
- 55サイズ:173〜183cm
- 57サイズ:178〜188cm
ロードバイクに初めて挑戦する方でも扱いやすいジオメトリが特徴で、特に小柄な人向けの44サイズもあるため、女性にも非常に人気があります。また、モデル名に「NIRONE」とある通り、ビアンキの創業地「Via Nirone通り」にちなんだ名称で、ブランドの歴史と誇りが詰まった一台です。
ペダルをこぐ際の効率や、上り坂でのパワーロスを減らす設計がされており、本格的なロードライドにも対応。趣味としてロードバイクを始めたい人にとって、最初の1台に選ばれる理由がここにあります。
カメレオンテの場合
「カメレオンテ(CAMALEONTE)」は、その名の通り“カメレオン”のように使い方に応じて変化できるオールラウンドなクロスバイクです。軽快な走行性能を持ちながらも、街乗りやフィットネスにおける“快適性”を追求した設計が特徴です。
サイズ展開と適応身長
- 470mm:155〜165cm
- 510mm:165〜175cm
- 550mm:175〜185cm
このモデルの大きなポイントは、「トップチューブがやや斜めに下がっているスローピング形状」にあります。これにより乗り降りしやすく、サドルを高くしても地面に足がつきやすいため、初心者や女性にも扱いやすいのが魅力です。
また、ロードバイクのようなスピード感と、シティバイクのような安定感の“ちょうどいい”中間を目指しているので、日常の移動から週末の軽いライド、フィットネス目的での利用まで幅広く活用できます。
ビアンキのサイズ表とよくある疑問まとめ

フレームサイズの確認方法・記載場所
ビアンキのバイクにおいて、フレームサイズは主に「シートチューブ付近に貼られたステッカー」で確認できます。

特に「C-SPORTシリーズ」や「ROMAシリーズ」などのクロスバイクでは、フレーム自体にサイズが刻印されていないことも多く、ステッカーがサイズ確認の主な手段になります。
また、モデルによってはリアのフレーム裏やBB(ボトムブラケット)周辺にサイズに関する番号が刻印されていることもありますが、これは製造番号であり、実際のフレームサイズと一致しないケースがあるため注意が必要です。
もしステッカーが剥がれていたり、サイズが分からない場合は、メジャーを使って「シートチューブの長さ」を測定することで、自分でおおよそのサイズを把握することも可能です。
フレームサイズの測り方には2種類あります:
- C-T値(センター・トップ値):クランク中心からシートチューブ上端までの長さ
- C-C値(センター・センター値):クランク中心からトップチューブとシートチューブの交点までの長さ
メーカーの多くはC-T値を基準にフレームサイズを表示していますが、モデルによって表記方法が異なる場合もあるため、確認が必要です。
身長170cmに合うロードバイクサイズは?
身長が170cm前後の人は、ロードバイク選びにおいて「50サイズ」または「51サイズ」のどちらを選ぶかで悩むケースが非常に多いです。このあたりの身長は、ちょうど2つのサイズの“境目”に位置するため、自分の体型や目的に合った選び方をすることが重要になります。
- 50サイズ:163〜173cm
- 51サイズ:165〜175cm(モデルによる)
このように、どちらも170cmをカバーする範囲に入っています。そのため、一見どちらでも良さそうに見えますが、実は選ぶサイズによってライディングポジションや快適性に大きな差が出てくるのです。
適応身長はあくまで「目安」であり、以下のような個人差もサイズ選びに大きく関係します。
- 股下の長さ:脚が長い人は大きめでもOK、短い場合は小さめが◎
- 腕の長さ:長いとハンドルが遠くても対応しやすい
- 柔軟性や体幹の強さ:前傾姿勢に耐えられるかどうか
たとえば、同じ170cmの人でも、股下が長い人なら51サイズがフィットしやすいことがありますし、逆に腕が短い人や柔軟性に不安がある人は、50サイズの方が無理なく乗れる傾向にあります。
快適性と安全性を両立するなら「50サイズ」
身長170cm前後の人にとって、「50サイズ」は快適性と安全性のバランスが非常に取りやすいサイズです。多くのビアンキモデルでラインナップされており、フレームの設計も中庸なため、無理のない前傾姿勢がとれます。
さらに、ステムやシートポストの調整、サドルの前後位置などを細かく調整することで、よりフィットさせることも可能です。初めてロードバイクを選ぶなら、50サイズからスタートして微調整していくのが失敗の少ない方法と言えるでしょう。
女性におすすめのサイズは?
ビアンキのロードバイク・クロスバイクは、男性向けだけでなく、小柄な女性や初心者にも配慮されたサイズ展開がされています。
特に日本人女性は欧米人に比べて身長や手足の長さが小さめの傾向があるため、サイズ選びは慎重に行う必要があります。
- 41サイズ:適応身長 約150cm〜160cm(モデルによっては145cm前後からOK)
- 43サイズ/430サイズ:適応身長 約150cm〜165cm
- 44サイズ:適応身長 約155cm〜165cm
- 47サイズ:適応身長 約158cm〜168cm
この中でも、身長155cm前後の方は「43~44サイズ」、身長150cm前後の方は「41サイズ」や「430サイズ」を目安にするとよいでしょう。制動力に優れ、初心者や女性にも安心しておすすめできる仕様です。
女性は一般的に手や腕の長さ、股下の長さが男性に比べて短めの傾向にあります。これにより、以下のような調整ポイントがあります。
- ハンドルまでの距離が遠いと前傾姿勢がきつくなる → 小さめサイズがおすすめ
- サドルを上げても足が届くか確認 → スローピングフレームだと安心
- ブレーキレバーの距離が調整できるモデルを選ぶと、指の短い方でも扱いやすい
また、初めてのスポーツバイク選びでは、適応身長の下限〜中間程度のサイズを選ぶと安全で快適に乗ることができます。
モデル名 | 推奨サイズ | 適応身長目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
C-SPORT2 | 43サイズ | 150〜165cm | スローピングフレーム、安定感、扱いやすさ◎ |
VIA NIRONE 7 | 41サイズ | 150〜160cm | ロード初心者向け、本格志向にも◎ |
ROMA3 | 430サイズ | 150〜165cm | 通勤・街乗り向け、デザインも人気 |