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よくあるQ&A 電動自転車

電動自転車の修理方法を完全ガイド!初心者でも簡単にできるポイント

電動自転車ってどう修理すればいいの?

電動自転車を日常的に利用していると、故障や修理が必要になる場面に直面することも少なくありません。

特に、ネットで購入した場合や忙しくて修理店に持ち込む時間がない場合、どのように対応すればよいのか迷うことも多いでしょう。

本記事では、電動自転車の修理方法について詳しく解説し。

まず、修理を依頼する際の基本的な手順や、購入店舗、メーカー認定の修理店、または一般の自転車店への持ち込みの選択肢について説明します。

また、ネットで購入した電動自転車でも、保証修理や出張修理が可能かどうかについても触れています。

さらに、修理を依頼した際に「できない」と断られた場合の対処法や、特定の修理が難しい場合の対応策についてもご紹介します。

忙しい方に便利な出張修理サービスや、修理を断られた場合にどこに相談すればよいか悩んでる人はぜひご一読ください。

ポイント

  • 修理は購入店、メーカー認定店、一般の自転車屋で行ってくれる
  • ネット購入の場合はアマゾンや楽天などの店舗に連絡する
  • 持ち込めない場合は電動自転車出張サービスを2000円ほどで利用する
  • タイヤやチェーンだと数千円、バッテリーやモーターだと数万円の修理費用になる

パナソニック修理受付センター

電動自転車の修理方法まとめ

ポイント

  • 修理の持ち込み先: 購入店、メーカー認定修理店、または一般の自転車屋に依頼可能
  • ネット購入時の対応: ネット購入でも、保証修理や修理店の紹介は実店舗と同じ。購入店に連絡して対応可能な店舗を確認。
  • 出張修理の利用方法: メーカーや業者による出張修理サービスを予約し、別途出張費がかかる(片道1,000円~2,000円)。
  • 修理拒否の理由: 他店購入や型式認定外の電動自転車、部品不足で対応不可になる場合があり、メーカーに相談する必要がある。
  • 自分でできる修理: 空気入れやチェーン調整などは自分で可能だが、バッテリーやモーターなどの専門修理は業者に依頼するのが安全。

どこに持っていけばいいか

電動自転車が故障した際、修理を依頼する場所は主に次の3つの選択肢があります。

ポイント

  1. 購入した店舗に持ち込む
  2. メーカー認定の修理店
  3. 一般の自転車屋で修理する

それぞれの詳細について詳しく説明します。

まずは電動自転車の修理を依頼する際、最も確実な方法は購入した店舗に持ち込むことです。

特に以下の理由から、購入店舗に依頼するのがベストな選択肢になります。

  • 保証修理が受けられる: 多くの電動自転車にはメーカー保証が付いており、故障が保証対象の場合、無償で修理してもらえる可能性があります。保証期間内であれば、修理費用を抑えることができるため、まずは保証書や購入時のレシート(購入証明書)を確認し、保証が適用されるかどうかを確認しましょう。
  • 保証書の提示が必要: 保証修理を受けるには、必ず保証書や購入証明書の提示が必要です。これを忘れると保証を受けられない場合があるので、事前に準備して持参しましょう。
  • トラブルの履歴管理: 購入店舗では、あなたの電動自転車の購入履歴や過去の修理履歴を把握している可能性があり、修理がスムーズに進みやすいという利点もあります。

2. メーカー認定の修理店

購入した店舗が遠方にある場合や、閉店してしまっている場合など、購入店に持ち込めない場合は、メーカーの認定修理店に依頼するのも有効な手段です。

メーカー認定店には次のメリットがあります。

  • 専門知識と技術: メーカー認定の修理店は、電動自転車の構造や部品に精通しており、トラブルに対して正確に対応できるため、確実な修理を受けられます。特に、パナソニックやブリジストン、ヤマハといった大手メーカーは、定期的に技術者のトレーニングを行っており、最新の知識を持って修理にあたっています。
  • 公式サイトから修理店を検索できる: 各メーカーは、公式サイトに認定修理店のリストを公開しています。地域ごとの対応店舗を検索できる機能があるため、近くの修理店を見つけるのに便利です。これにより、遠方の購入店舗まで持っていく必要がなくなり、時間や手間を省けます。
  • 保証修理の対象: 認定修理店もメーカーの保証制度に対応しているため、保証期間内であれば、こちらでも保証修理が受けられます。購入店が遠い場合、保証書を持って認定修理店に行くと良いでしょう。

3. 一般の自転車屋で修理する

場合によっては、近所の一般的な自転車屋でも修理を依頼できることがあります。

ただし、電動自転車は通常の自転車に比べて複雑な構造を持っているため、次の点に注意が必要です。

  • 小さなトラブルに対応: タイヤのパンクやチェーンの調整といった比較的簡単な修理は、一般の自転車屋でも対応可能です。これらの作業は通常の自転車と同様の工具で修理ができるため、最寄りの自転車屋に気軽に持ち込むことができます。
  • 対応可能か事前に確認する: ただし、バッテリーやモーターの修理、電気系統のトラブルなど、専門的な修理には特別な工具や知識が必要です。多くの一般自転車屋ではこれらの修理ができないことがあるため、事前に対応可能かどうか電話などで確認することが重要です。また、部品交換が必要な場合は、部品の取り寄せに時間がかかることもあります。
  • 専門修理店の紹介もある: 一般の自転車屋が対応できない場合、対応可能な専門修理店やメーカー認定店を紹介してくれることもあります。地域によっては協力している修理店が存在するので、相談してみる価値があります。

電動自転車の修理を依頼する場合、まずは購入した店舗に持ち込むのが確実で、保証修理も受けられる可能性があります。

もし遠方であったり購入店が対応できない場合、メーカー認定の修理店に持ち込むことで安心して修理を依頼できます。

簡単な修理であれば、一般の自転車屋でも対応可能ですが、専門修理が必要な場合は事前に対応可能か確認してから依頼しましょう。

ネットで買った場合

ネットで電動自転車を購入した場合でも、修理の流れは実店舗での購入とほぼ同じですが、ネット購入特有の注意点があります。

ネット購入品の修理の流れ

  1. 保証書の確認: 購入時に同梱されている保証書で、メーカー保証の適用内容と期間をチェック。
  2. 購入元に問い合わせ: ネット販売店に連絡し、修理が必要な場合の対応方法や最寄りの修理店を確認。
  3. メーカーの公式サイトを利用: 修理店が分からない場合は、メーカー公式サイトで認定修理店を検索。
  4. 最寄りの修理店で対応可能: 地元の修理店に持ち込めば、通常の修理は対応可能。部品交換が必要な場合でも、修理店を通じてメーカー対応を受けられる。

全体の流れはこのようになります。

まず、ネットで電動自転車を購入した際も、メーカー保証が適用される場合が多いです。

しかし、保証内容や期間には個別の制限や条件があるため、事前に以下のポイントを確認しておくことが重要です。

  • 保証書の確認: 購入した電動自転車には、通常保証書が同梱されていることが一般的です。この保証書には、購入日や保証の有効期限、適用範囲(バッテリーやモーター、フレームなど)が記載されています。これを基に、修理が必要になった際に保証修理が可能かを確認しましょう。
  • 保証の適用条件: 一部のネット販売店では、独自の延長保証サービスやアフターサポートを提供していることもありますが、基本的にはメーカーの保証が適用されます。ネット購入前に、保証内容を詳細に確認しておくと安心です。

そしてネットで購入した場合でも、実店舗で購入したときと同様に修理を受けることが可能です。

ネット販売特有の流れ・方法

しかし、ネット販売では実店舗を持たないケースが多いため、修理店を探す手順が若干異なります。

以下の方法で修理対応店舗を見つけることができます。

ポイント

  1. 購入元に問い合わせる
  2. メーカーの公式サイトを利用する
  3. 直接修理店に持ち込む

それがこの三つの方法。

まずネットで購入した販売店(Amazon、楽天など)に直接連絡し、修理が必要な場合の対応方法を確認しましょう。

多くのネット販売店では、購入者に対して最寄りの修理対応店舗を紹介してくれる場合があります。

販売元によっては、提携している修理店があるため、紹介された修理店に持ち込むとスムーズに修理を受けられます。

販売店が修理対応店舗を紹介してくれない場合や自力で探したい場合は、購入した電動自転車のメーカーの公式サイトで認定修理店を検索することができます。

パナソニックやブリジストン、ヤマハなど大手メーカーは、地域ごとの対応店舗リストを掲載しているため、最寄りの修理店を簡単に見つけられます。

一般の自転車屋でも、電動自転車の簡単な修理は対応していることがあります。

例えば、タイヤのパンク修理やブレーキの調整など、特殊な技術を要しない作業であれば、近所の自転車屋で対応してもらえることがあります。

ただし、電動自転車特有の修理(バッテリー、モーター、電気系統)は対応していない場合が多いので、事前に問い合わせるのが確実です。

⇒パナソニックの修理店一覧

⇒ヤマハの修理店一覧

⇒ブリジストンの修理問い合わせ先

出張してもらう方法

忙しくて自転車を店舗に持ち込む時間がない場合、出張修理サービスは非常に便利な選択肢です。

電動自転車の出張修理は、メーカーや販売店、出張修理専門業者が提供しており特にビジネスマンや家事に忙しい方にとって助かるサービスです。

以下では、出張修理の具体的な手続き方法、利用できるお店や業者、そして費用について詳しく解説します。

まずは出張サービスを利用できるお店。

パナソニックやヤマハなどの大手メーカーの中ではブリジストンのみがメーカーから直接出張するサービスを行っています。

いつ起こるかわからない自転車トラブル..
『パンク』『チェーンはずれ』『故障』などなど。
ブリヂストンサイクル公式オンラインストアで商品をお買い求めいただいたお客様には「出張修理サービス」を無償にて1年間付帯しております。

https://www.bscycle.co.jp/service/cycle-support/

イオンバイクやサイクルベースあさひなどの大手販売店も、出張修理サービスを提供しており、特に都市部を中心に利用できます。

その他サイクルジョイやサイクルメンテナンスなど自転車の修理専門のショップが対応しています。

これらの販売店では、店舗修理と同じ品質のサービスが自宅で受けられます。

修理の流れは以下の通りになります。

ポイント

  • 予約が必要: ほとんどの場合、事前に予約が必要です。メーカーの公式ウェブサイトや専用アプリで予約手続きを行うことができます。一部の販売店では、電話での予約にも対応していますが、最近はオンライン予約が主流となっています。
  • 必要情報の入力: 修理を予約する際には、自転車のメーカー名、モデル名、故障箇所、購入日などの情報を入力する必要があります。これにより、技術者が適切な準備をした上で訪問できます。
  • 予約日程の調整: 予約時に、希望する日時を選択します。ただし、人気のサービスの場合は予約が埋まっていることがあるので、早めに予約を入れることをおすすめします。

出張修理の費用

出張修理を依頼する際には、通常の修理費用に加えて出張費がかかります。

この出張費は、依頼する店舗や修理業者、依頼者の居住地によって異なります。

以下に出張費用の一般的な目安を示します。

  • 距離に応じた料金: 出張費は、修理業者や店舗からの距離に応じて変動します。一般的には片道1,000円~2,000円ほどが相場ですが、往復の料金が加算される場合もあります。そのため、往復の距離が長いと、出張費が2,000円~4,000円になることもあります。
  • 都市部 vs. 地方: 都市部では比較的安価な出張費が設定されていることが多く、1,000円前後で済む場合がありますが、地方や遠方のエリアでは出張費が高くなることがあります。
  • 修理費とは別料金: 出張費は、修理そのものにかかる費用とは別に請求されることが一般的です。例えば、タイヤのパンク修理に1,000円かかる場合、出張費がさらに1,000円~2,000円追加されます。事前に合計金額を確認しておくと安心です。

修理を依頼する前に、出張費用を確認しておくことが大切です。

予約時や問い合わせ時に、出張費がどのくらいかかるかしっかりと確認し、予算を超えないようにしましょう。

また、複数の修理箇所がある場合、一度に依頼すれば出張費を一度で済ませることができるので覚えておいてください。

できない、対応不可能と言われた場合

電動自転車の修理を依頼した際に、対応が難しいと言われるケースは少なからずあります。

これにはいくつかの理由がありますが、どのような状況であっても対処法が存在します。

ここでは、その原因と対処方法について詳しく解説します。

ポイント

  • メーカーに直接問い合わせ
  • 複数の修理店に問い合わせる
  • 専門業者を探す
  • 中古部品やリビルド品の利用

主な方法はこの四つ。

修理できないケースとして他店で購入した電動自転車の修理依頼、というがあります。

これは特に一般的な修理店でよく見られ、次の理由が考えられます。

  • 保証対応の負担: 購入した店舗でない場合、修理に関する保証やアフターサポートが適用されないことが多く、自転車店としては修理後のトラブル対応に対する責任を避けたいという理由があります。
  • 部品調達の困難さ: 他店で購入した自転車の場合、特定の部品を取り寄せる手配が難しいこともあります。そのため、他店購入品は断られることがあるのです。

対処方法としては以下の方法になります。

ポイント

  • メーカーのサポートセンターに問い合わせる: もし修理を断られた場合、まずは電動自転車のメーカーに直接連絡し、サポートセンターに問い合わせましょう。メーカーはその自転車の仕様を把握しているため、対応可能な修理店を紹介してくれることがあります。
  • メーカー認定修理店を探す: また、メーカーの公式サイトで認定修理店を検索するのも有効です。多くのメーカーは、各地域に公式の修理ネットワークを構築しており、そこでは保証修理も含めて対応してもらえることが多いです。

特に海外製やネットで購入した電動自転車は、購入店以外での修理対応が難しい場合があるため、保証やサポートの有無を購入時に確認しておくことが大切です。

電動自転車の修理を自分で行う場合、注意点がいくつかあります。

特に、専門的な部品や技術が必要な修理はリスクが伴うため、慎重に判断しましょう。

次は型式認定の問題。

日本国内で販売されている電動自転車は、法的に「型式認定」を受ける必要があります。

型式認定は、日本の道路交通法に準拠していることを証明するもので、この認定を受けていない電動自転車は、一般的な修理店で修理ができないことが多いです。

ポイント

  • 法規制に合致しない自転車: 型式認定を受けていない電動自転車は、日本の公道を走行することが法的に認められないこともあります。そのため、こうした自転車は、修理店側が責任を持って修理できないという状況が生まれるのです。
  • 海外製品のリスク: 特にネットで購入した海外製の安価な電動自転車は、日本の型式認定を受けていないことが多く、修理を拒否されるケースがよくあります。

対処方法としてはまず電動自転車を購入する前に、型式認定を受けているかどうかを確認することが重要です。

これは、特に海外製品や格安モデルを購入する際に、後々のトラブルを避けるために必須です。

型式認定がない電動自転車でも、専門的に扱っている修理業者が存在します。

あとは型式認定がされていないから。等々

色々と理由はあるのですが、まず修理はしてもらえないと思います。

ですが、サイクルワークスではパンク修理や、タイヤ交換、ブレーキ関係の等、できることは何でも受け入れております。

https://cycleworksrepair.net/%E6%B5%B7%E5%A4%96%E8%A3%BD%E9%9B%BB%E5%8B%95%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%81%AE%E4%BF%AE%E7%90%86%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6/

こうした業者は、型式認定外の自転車でも修理を行えるケースがあるため、インターネットなどで対応可能な業者を探すと良いでしょう。

ただ、型式認定を受けていない自転車は、保険や公道での走行に問題が生じる可能性があるため、購入時には特に注意が必要です。

技術的問題ではなく物理的な問題なケース

また、電動自転車の修理において、部品の在庫がないという理由で修理ができないことがあります。

特に以下のような場合が問題になります。

ポイント

  • 古いモデル: 長期間使用している自転車や生産終了したモデルは、必要な部品が製造されていない、もしくは入手が非常に困難である場合があります。
  • 特定メーカーの部品供給問題: メーカーによっては、特定の部品の在庫が少なくなっていることがあり、すぐに修理に取りかかれない場合があります。

修理店で部品がないと言われた場合、直接メーカーに部品を取り寄せる依頼をすることが可能です。

メーカーに在庫がある場合、通常1週間から2週間ほどで修理用の部品が到着します。ただし、希少な部品の場合は、それ以上の時間がかかることもあります。

ある修理店で部品がないと言われても、別の修理店には在庫がある場合があります。

複数の修理店に問い合わせをしてみると、修理可能な店舗が見つかる可能性があります。

古いモデルの場合、新品部品がないことがありますが、中古部品を使った修理を行ってくれる業者も存在します。

こうした業者に問い合わせることで、修理が可能になる場合があります。

しかし、部品の取り寄せには時間がかかることがあるため、早めに修理の依頼を行い、予期せぬトラブルに備えることが大切です。

自分でやる場合

修理業者に依頼する以外にも自分で修理するという方法もあります。

ただ複雑な修理は部品や道具の関係上、不可能なケースも存在します。

自宅で自分一人でできる簡単な修理としては、以下のものがあります。

ポイント

  • タイヤの空気入れ:空気が減ってきたタイヤは、自宅にある空気入れで対応できます。定期的な空気圧の確認は、パンクの予防に効果的です。
  • チェーンの調整・注油:チェーンが外れたり、スムーズに回らない場合は、チェーンを調整したり、注油をすることで対応できます。チェーンは汚れやすいため、定期的に掃除し、油分を保つことが重要です。
  • ブレーキの調整:ブレーキの効きが悪い場合は、ブレーキケーブルを調整することで改善できます。

逆に専門家が必要な原因はバッテリーやモーター、電気系統の修理で、専門知識が必要です。

これらの修理を自分で行おうとすると、誤った対応で故障を悪化させる恐れがあります。

特にバッテリーの扱いは危険が伴うため、メーカーや修理店に依頼する方が安全でしょう。

また自分で修理を行う際は、適切な工具が必要です。

空気入れや六角レンチ、ペダルレンチなど、基本的な自転車修理用の工具を揃えておくと便利です。

自転車以外の修理にも使えるので人多り揃えておくといいでしょう。

電動自転車の修理にかかるお金一覧

ポイント

  • パナソニック製の修理費用: タイヤ交換は約3,960円~5,280円、バッテリー交換は約40,000円、モーター交換は約9,900円~12,100円が相場。
  • ブリジストン製の修理費用: パナソニックと同等
  • アシストしない場合の修理費用: バッテリー交換は約40,000円、スイッチパネル交換は約10,000円、モーター交換は約9,900円~12,100円。
  • 故障原因と費用の目安: バッテリー寿命やモーター故障が主な原因で、修理費用はバッテリー交換が約40,000円、モーター交換が約12,000円。
  • 修理費用が高い理由: 専門的な技術、専用部品の高コスト、耐久性の高い部品、複雑な構造が理由で修理費用が高くなる。

パナソニック製の修理代

パナソニック製電動自転車は、日本国内で非常に人気の高いブランドですが、修理費用は故障の内容や交換部品によって異なります。

以下は、代表的な修理項目とその費用の目安です。

修理項目工賃部品代
タイヤ・チューブ交換(前輪)約3,960円別途
タイヤ・チューブ交換(後輪)約5,280円別途
バッテリー交換工賃込み約40,000円
モーターユニット交換約10,000円(工賃込み)工賃込み(部品代込み)
スイッチパネル交換約10,000円(工賃込み)工賃込み(部品代込み)

モーター式のタイヤ交換目安は、前輪で約3,960円、後輪で約5,280円です(部品代は別途)。

モーターが付いている分、通常の自転車よりも高くなることが特徴です

また電動自転車のバッテリーは最も高価なパーツの一つです。

パナソニック製のバッテリー交換費用はAhにもよりますが、バッテリー費用のみの約40,000円が一般的です。

バッテリーは3年から4年ほどで劣化が進むため、定期的な交換が必要です。

モーターの修理や交換はさらに高額で、モーター全体の交換は9,900円~12,100円(工賃込み)となります。

パナソニックの電動自転車では、アシスト力やバッテリー残量を表示するスイッチパネルが重要ですが、故障した場合の修理費用は約10,000円程度です。

転倒や水没による故障が多いので、シリコンカバーなどでの保護が推奨されます。

基本的には生活防水があるのでバッテリーなども故障しないですが、気を付けたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

雨ざらしの電動自転車対策

ブリジストン製の修理代

ブリジストン製の電動自転車も、修理費用はパーツによって大きく異なりますが、パナソニック製と同様の費用がかかります。

メーカーによって修理代が変わるというより、車種や故障個所で変わってきます。

以下は主な修理の例です。

修理項目工賃部品代
タイヤ・チューブ交換(前輪)約3,960円別途
タイヤ・チューブ交換(後輪)約5,280円別途
バッテリー交換工賃込み約40,000円
チェーン交換約4,180円別途
モーターユニット交換約10,000円(工賃込み)工賃込み(部品代込み)
スイッチパネル交換約10,000円(工賃込み)工賃込み(部品代込み)

ブリジストン製の電動自転車も、モーター付きのタイヤ交換では、後輪の方が高く、前輪が約3,960円、後輪が約5,280円となります。

ブリジストンのバッテリー交換費用も、一般的には35,000円~40,000円程度となります。

バッテリー容量が大きいほど費用が高額になる傾向があります。

ブリジストン純正バッテリー
ブリジストン純正バッテリー

大体3万円~5万円弱程度の価格になっています。

またブリジストンの電動自転車でも、チェーン交換は一般的に3,800円~4,180円で、他の部品と同時に交換する場合は工賃が増加します。

ブリジストンもパナソニック同様、モーターやバッテリーの交換には専門知識が必要で費用が高くなりがちです。

アシストしない場合の修理代

電動アシスト自転車がアシストしない場合、主な原因としては以下が考えられます。その修理にかかる費用も幅広く、問題の程度によって異なります。

  • バッテリーの劣化:
    バッテリーが劣化し、電力供給が正常に行われない場合、バッテリー交換が必要です。バッテリー交換費用は約40,000円が一般的です。
  • スイッチパネルの故障:
    スイッチパネルの不具合でアシストが機能しない場合、交換費用は約10,000円程度です。
  • モーターの不具合:
    モーター自体が故障している場合、モーター交換が必要です。全ユニットの交換費用は約9,900円~12,100円です。
  • 集電端子の接触不良:
    バッテリーからの電力が正常に供給されていない場合、集電端子が汚れているか、酸化している可能性があります。この場合の修理費用は比較的低く、1,000円~3,000円程度で済むことが多いです。

故障原因と費用

電動自転車の主な故障原因は、以下のような部分にあります。

それぞれの故障には、特定の修理や部品交換が必要です。

ポイント

  • バッテリーの劣化:
    約3~5年でバッテリーの寿命が来るため、40,000円前後の交換費用がかかります。
  • モーターの故障:
    モーター自体の故障やプーリー(小ギア)が外れた場合、交換が必要です。全ユニットの交換は9,900円~12,100円ですが、プーリーやチェーンが外れただけなら1,000円~2,000円で済む場合もあります。
  • ケーブル類の断線:
    後ブレーキや変速ケーブルの交換費用は3,850円~3,960円となります。これに加え、パーツ代が必要です。

まず一番多い原因がバッテリーの劣化。

電動アシスト自転車のバッテリーは、電力を供給する要となる部品です。

しかし、バッテリーには寿命があり、通常は3年から4年程度で劣化が進みます。

劣化が進むと、充電が十分にできなくなったり、充電がすぐに切れてしまうなどの症状が出ます。これにより、モーターへの電力供給が正常に行われず、アシスト機能が働かなくなることがあります

上で触れたようにバッテリー交換費用は約40,000円程度が一般的です。

バッテリーの容量やメーカーによって価格は異なりますが、電動自転車のバッテリーは高価な部品のため、費用が高額になる傾向があります。

また、手元のスイッチパネルの不具合も原因の一つ。

スイッチパネルは、電動自転車の操作システムの一部で、アシスト力の調整やバッテリー残量の確認などの機能を持っています。

スイッチパネルに不具合が生じると、アシストモードの切り替えや電源が正しく動作しなくなり、結果としてアシストが機能しないことがあります。

スイッチパネルの故障は交換対応が必要であり、修理費用は約10,000円が一般的です。パーツ自体の価格に加え、工賃が含まれます。

さらにモーターは電動自転車の心臓部ともいえるパーツで、ペダルの力をサポートする役割を果たします。

しかし、モーター自体が故障してしまうと、アシスト機能がまったく働かなくなります。

故障の原因は、モーターの内部機構の不具合や、転倒によって生じた物理的なダメージが考えられます。

ポイント

  • モーターが全く動作しない。
  • アシストが断続的に途切れる。
  • ハンドルのスイッチパネルにエラーコードが表示される。

モーターが故障している場合、モーター全体の交換が必要になることがあります。

モーター全体を交換する場合の費用は9,900円~12,100円程度です(工賃込み)。

この価格は、モーターの型やメーカー、修理店によって異なります。

軽微な問題(チェーンが外れている、センサーが故障している場合)では、数千円程度で修理が済むこともあります。

費用の相場

電動自転車の修理費用の相場は、修理内容によって大きく異なりますが、以下が一般的な相場です。

以下の情報を表にまとめました。

修理項目詳細基本工賃基本工賃(税込)備考
タイヤ・チューブ交換モーター式前輪3,600円3,960円
タイヤ・チューブ交換モーター式後輪4,800円5,280円
後ブレーキケーブル交換3,600円3,960円
変速ケーブル交換3,500円3,850円カセットジョイント式は4,950円(税込)、外装変速は5,830円(税込)
ライト交換2,500円2,750円
スピードセンサー交換2,200円2,420円
リング錠・バッテリー錠交換鍵がある場合1,600円1,760円
リング錠・バッテリー錠交換鍵を紛失している場合3,600円3,960円切断時は防犯上、身分証の提示が必要
テンションプーリー交換2,800円3,080円
モーター大スプロケット交換3,800円4,180円
モーター小スプロケット交換2,300円2,530円
チェーン交換3,800円4,180円
チェーンまわり総交換11,200円12,320円内装ギアを交換する場合。ボスフリーならプラス1,320円(税込)
メインスイッチ交換3,800円4,180円
モーター交換ユニット全交換9,000円9,900円
モーター交換ユニット内部のみ交換11,000円12,100円

この表は、各修理項目の基本工賃とその税込価格をまとめたもので、部品代は別途必要となります。

これらは工賃を含んだ費用ですが、部品代が別途必要な場合があるため、事前に見積もりを取ることが推奨されます。

なぜこんなにも高いのか

電動自転車の修理費用の相場は、修理内容によって大きく異なりますが、以下が一般的な相場です。

  • タイヤ交換: 前輪約3,960円、後輪約5,280円
  • バッテリー交換: 35,000円~40,000円
  • チェーン交換: 3,800円~4,180円
  • モーター交換: 全ユニット交換で9,900円~12,100円
  • スイッチパネル交換: 約10,000円
  • ケーブル交換: 3,850円~3,960円

これらは工賃を含んだ費用ですが、部品代が別途必要な場合があるため、事前に見積もりを取ることが推奨されます。

電動自転車の修理費用が高額になる理由には、いくつかの要因があります。

なぜこんなにも高いのか

電動自転車の修理費用が高額になる理由には、いくつかの要因があります。

  • 高度な技術と専門知識:
    電動自転車は、通常の自転車と違い、モーターやバッテリー、電子制御システムが搭載されています。これらを修理するには、専門的な技術と知識が必要であるため、修理工賃が高くなります。
  • 専用部品の高コスト:
    電動自転車には専用のバッテリーやモーター、センサーが使われており、これらの部品は高額です。特にバッテリーは高価で、交換には約40,000円がかかることが一般的です。
  • 耐久性の高い部品の使用:
    電動自転車は重く、高速で走行するため、タイヤやブレーキなどのパーツには通常の自転車よりも高い耐久性が求められます。このため、部品自体の価格が高くなります。
  • 複雑な構造:
    電動自転車は、モーターとペダルを連動させる複雑なシステムを持っており、これが故障すると簡単には修理できないことが多いです。そのため、修理費用も通常の自転車に比べて高額になりやすいです。

これらの要因が重なり、電動自転車の修理費用は他の自転車に比べて高くなる傾向があります。

電子機器だけでなくタイヤやブレーキなどのパーツも特別性なので高額になっています。

電動自転車の修理方法を総括

ポイント

  • 修理の依頼先: 電動自転車の修理は購入店、メーカー認定修理店、または一般の自転車店に依頼可能。
  • ネット購入時の対応: ネット購入でも保証修理を受ける方法は実店舗と同じで、購入店に問い合わせて最寄りの修理店を確認。
  • 出張修理の利用: メーカーや業者による出張修理サービスを利用でき、出張費用は片道1,000円~2,000円程度。
  • 修理拒否の理由: 他店購入や型式認定外の自転車、部品不足などが原因で修理を断られる場合がある
  • 自分でできる修理: 空気入れやチェーン調整など簡単な修理は自分で可能だが、バッテリーやモーターなどの専門修理は業者に依頼するのが安全。
  • パナソニック製の修理代: タイヤ交換は約3,960円~5,280円、バッテリー交換は約40,000円、モーター交換は約9,900円~12,100円が相場。
  • ブリジストン製の修理代: パナソニック製とほぼ同じ費用がかかる。
  • アシストしない場合の修理費用: バッテリー交換が約40,000円、スイッチパネル交換が約10,000円、モーター交換が約9,900円~12,100円。
  • 修理費用が高い理由: 電動自転車の専用部品の高コスト、複雑な構造、高度な技術が必要なため修理費用が高額になりがち。
  • 故障原因と費用の相場: 修理費用はバッテリー交換が約40,000円、モーター交換が約12,000円。
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