イオンバイクの修理料金表まとめ！節約法&注意点も

イオンバイクの修理にかかる料金表ってどこかにある？

自転車の調子が悪くなったとき、近くにイオンがあると「イオンバイクの修理料金ってどのくらい？」と気になる人も多いはず。

パンクやブレーキの調整、チェーン交換など、自転車のトラブルは意外と突然やってきますよね。でも、修理料金が高すぎると「新しい自転車を買った方がいいのでは？」と迷ってしまうことも。

そこで今回は、イオンバイクの修理料金表をチェックしながら、どの修理がどのくらいの費用でできるのか詳しく紹介します。パンク修理は安いのか？持ち込み修理の対応は？出張修理はあるの？そんな疑問にも答えながら、なるべくお得に修理を済ませるコツもお伝えします。

イオンバイクを利用したことがない人も、修理を検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。

イオンバイク公式ページ

イオンバイクの修理料金表

イオンバイクの修理料金まとめ（カテゴリ別）

イオンバイクの修理料金は、自転車の種類や修理内容によって細かく設定されています。料金表には、工賃（税込）が記載されており、一般的な修理からパーツ交換まで幅広く対応しています。

修理メニューは以下のようなカテゴリに分かれています。

① タイヤ・チューブ関連

タイヤやチューブの修理・交換は、最も多く依頼される作業の一つです。パンク修理や交換の他に、リムテープの交換なども含まれます。

② ブレーキ関連

ブレーキの調整や交換は、安全性に関わる重要なメンテナンスです。

③ 変速機関連

変速機の調整や交換は、ギアのスムーズな動作を維持するために必要です。

④ 車輪関連（スポーク・ホイール）

スポークやホイール関連の修理は、振れ取りや車輪の組み直しが含まれます。

⑤ 駆動系関連（チェーン・クランク・BB）

チェーンやクランクなど、自転車の駆動系に関わる修理内容です。

⑥ ハンドル・ステム関連

ハンドル周りの修理・交換内容は以下の通りです。

⑦ 電動アシスト自転車の修理

電動アシスト自転車の修理は、通常の自転車とは異なる特殊な作業が必要になります。

まとめるとイオンバイクの修理は、カテゴリごとに細かく料金が設定されており、一般的なパンク修理やブレーキ調整は安価（数百円～）で済むことが多いです。一方で、タイヤ交換や電動アシスト自転車の修理は、作業時間が長いため料金も高くなる傾向にあります。

また、パーツの持ち込み修理も可能ですが、基本的に料金は変わりません。事前に店舗へ問い合わせることで、正確な料金や対応可否を確認するのがおすすめです。イオンバイク料金表公式ページ

持ち込みと出張の料金

持ち込み修理は、基本的にすべての修理メニューで対応しており、料金は店舗での修理と同じです。パーツを持ち込んでの修理も可能で、その場合も工賃は変わりません。ただし、持ち込むパーツの種類によっては、対応できないこともあるので事前確認が必要です。

また出張修理については、イオンバイクでは基本的に対応していません。修理が必要な場合は、店舗に自転車を持ち込む必要があります。

持ち込み修理は、イオンバイクのすべての修理メニューで対応しており、タイヤ交換やパンク修理、ブレーキ調整、変速機の調整、チェーン交換など幅広いメンテナンスを受けることができます。また、パーツを持ち込んでの修理も可能で、タイヤ・チューブ、ブレーキシューやワイヤー、チェーン、サドルやハンドルグリップ、変速ワイヤー、ペダルなどの交換に対応しています。

ただし、持ち込むパーツが純正品ではない場合やスポーツバイク、電動アシスト自転車のパーツ交換など、対応できないケースもあるため、事前に店舗へ問い合わせることをおすすめします。特に海外製のパーツや特殊な規格のパーツは、日本の一般的な自転車と互換性がないこともあるため、店舗で修理できない場合があります。

一方で、イオンバイクでは出張修理には対応しておらず、自転車の修理が必要な場合は店舗まで持ち込む必要があります。そのため、近くの店舗を利用することになりますが、修理内容によっては対応できる範囲が異なることもあるため、あらかじめ電話で確認しておくとスムーズです。

もしどうしても出張修理を希望する場合は、他の自転車出張修理サービスを利用する方法もあります。例えば、「サイクルレスキュー」などの専門業者や、一部の地域の自転車店では出張修理に対応していることがあります。また、自転車保険に加入している場合、「au自転車サポート」や「TSマーク付きの保険」などのロードサービスを利用すれば、故障した自転車を指定の修理店まで無料で搬送してもらうことが可能です。

タイヤ交換にかかる料金

タイヤ・チューブ交換の料金は、前輪・後輪・電動アシスト車などによって異なります。

• 一般車のタイヤ・チューブ交換
  • 前輪：3,300円（24分）
  • 後輪：4,400円（32分）
  • 前後セット：4,950円（36分）
• 電動アシスト自転車のタイヤ・チューブ交換
  • ユニット内蔵車輪タイプ：2,200円（前後共通）
• タイヤ・チューブ持ち込みの場合
  • 工賃は同じ

特に、前輪と後輪では工賃が異なり、後輪の方が交換作業に時間がかかるため、料金も高く設定されています。また、電動アシスト自転車のタイヤ交換は、通常の自転車とは異なる料金体系になっています。

また、電動アシスト自転車のタイヤ交換は、基本的に前輪・後輪ともに2,200円と統一されています。ただし、ユニットが内蔵されていない一般的なタイヤの場合は、通常の自転車と同じ料金が適用されることもあります。そのため、電動アシスト自転車のタイヤ交換を依頼する際は、事前に店舗で確認することをおすすめします。

スポーク交換だけの場合

スポーク交換は、交換する本数や作業内容によって料金が異なります。

• スポーク1本交換（振れ取り込み）：825円
• スポーク交換3本以上（車輪脱着・振れ取り込み）：2,475円
• スポークねじ山加工（1本）：550円（スポーク交換時は無料）
• 車輪組み直し（組み立て作業）：4,400円

スポーク交換は本数が多いほど工賃が高くなりますが、単純な1本交換なら比較的安価で済みます。

スポークは車輪の強度を支える重要な部品であり、スポークが1本でも折れてしまうと、車輪のバランスが崩れてしまうため、放置するとホイール全体にダメージを与えてしまいます。そのため、スポークの交換や振れ取りは定期的に行うことが推奨されます。

もしスポークが複数本折れていたり、ホイール全体の歪みが大きい場合は、車輪の組み直しが必要になることがあります。車輪の組み直しは4,400円と高額になりますが、新品のホイールを購入するよりは安く済む場合が多いため、ホイールの状態を見ながら修理するか交換するかを判断すると良いでしょう。

パンクだけの場合

パンク修理の料金は以下の通りです。

• パンク修理（基本料金）：660円
• 2カ所目以降の追加料金：1カ所につき220円
• パンク水調べ（原因特定）：無料

パンクは自転車のトラブルの中でも特に発生しやすい故障の一つですが、イオンバイクではリーズナブルな料金で修理を受け付けています。パンク修理は基本料金が設定されており、穴が複数ある場合は追加料金が発生します。また、パンクの原因を特定するための水調べや、必要に応じたリムテープ交換にも対応しています。

基本料金は660円で、これは1カ所のパンクを修理する場合の価格です。もしタイヤに2カ所以上の穴が開いている場合は、1カ所ごとに追加で220円がかかります。例えば、2カ所穴が空いていた場合は、基本料金660円＋追加料金220円＝880円となります。

パンク修理の際には、パンクの原因を特定するために「水調べ」を行いますが、これは無料で実施されます。水調べとは、チューブを水に浸けて気泡が出てくる箇所を確認する方法で、目視では見つけにくい小さな穴でも特定できます。

また、パンクの原因の一つに「リムテープの劣化」があります。リムテープは、ホイールの内側（リム）にある金属部分がチューブを傷つけるのを防ぐためのテープですが、長期間使用していると劣化し、内部からチューブにダメージを与えてしまいます。そのため、パンク修理の際にリムテープの状態を確認し、交換が必要な場合は無料で対応してもらえます。

チェーン交換の値段

チェーン交換の料金は、チェーンの種類や交換内容によって異なります。

• 一般的なチェーン交換：1,925円
• フリーパワーチェーン交換（ペダル交換含む）：1,650円
• チェーンジョイント交換（部品代別途）：825円
• チェーン調整のみ（注油込み）：275円
• チェーン引き交換（部品代別途）：1,540円

イオンバイクのチェーン交換は、一般的な自転車のチェーン交換が1,925円、フリーパワー搭載モデルの交換が1,650円、チェーンジョイント交換が825円、調整のみなら275円、チェーン引き交換が1,540円となっています。

チェーンの状態によって交換が必要かどうか変わるため、走行時に違和感を感じたら早めに点検を受けるのがベストです。特に、異音がする・チェーンが外れやすい・ペダルが重いといった症状が出た場合は、交換のサインなので、放置せずにメンテナンスを検討しましょう。

ブレーキ単体の価格

ブレーキ関連の修理料金は以下のようになっています。

• ブレーキワイヤー交換（前または後）：660円
• ブレーキシュー交換（前または後）：385円
• ブレーキレバー交換（グリップ外し含む）：715円
• ブレーキ調整：330円
• ブレーキ交換（持ち込み or タイヤ・チューブ交換と同時作業時は半額）：1,650円（前後交換の場合は1,980円）

ブレーキ関連の修理は比較的安価で済むことが多く、パーツ代を考慮してもそこまで高額にはなりません。

ブレーキ本体の交換が必要なケースでは、1カ所あたり1,650円、前後セットで1,980円の工賃がかかります。ただし、持ち込み修理や、タイヤ・チューブ交換と同時作業の場合は半額（825円）になるため、お得に修理できることもあります。

イオンバイクの修理料金表とポイント

修理にかかる時間目安

修理時間は内容によりますが、パンク修理なら10分程度で完了します。 ただし、修理の混雑状況によっては待ち時間が長くなることもあります。

修理の所要時間は目安であり、混雑状況や店舗の作業体制によって変動することがあります。特に、週末やセール期間中は修理の受付が集中しやすいため、時間に余裕を持って依頼するのが良いでしょう。

イオンバイクでは修理の事前予約ができないため、店頭で順番待ちをする必要があります。朝に預けて夕方に引き取ることも可能ですが、その日の修理枠が埋まっていると対応できない場合もあるので、事前に最寄りの店舗へ問い合わせるのがおすすめです。

金額は安い？高い？

イオンバイクの修理料金は、他の大手自転車店と比較しても相場通りで、特に安くも高くもありません。

例えば、パンク修理は660円で、サイクルベースあさひの1,430円（税込）と比べると安価です。しかし、タイヤ・チューブ交換（後輪）は4,400円で、あさひの3,960円（税込）と比べると若干高めです。

修理料金は自転車の種類や修理内容によって異なるため、具体的な金額が知りたい場合は、見積もりを依頼するのが確実です。また、イオンバイクでは「あんしんパック」に加入すると修理工賃が10％割引になるため、頻繁に修理が必要な方にはお得な選択肢になります。

⇒あさひの修理料金表

出張はできる？

イオンバイクでは出張修理を行っていません。 修理を依頼する場合は、自転車を店舗へ持ち込む必要があります。イオンバイクで購入した自転車でも、店舗以外での修理対応はしておらず、自転車を送って修理を受けることもできません。

どうしても出張修理が必要な場合は、地域の自転車店や、出張修理専門の業者を利用するのが現実的な選択肢です。

また、一部の自転車保険にはロードサービスが付帯されており、故障時に最寄りの修理店まで搬送してもらえる場合があるため、加入を検討するのも一つの方法です。

イオンバイク以外の購入品も対応？

イオンバイクで購入していない自転車でも修理を受け付けています。 個人店や他の自転車チェーン店で購入した自転車でも、パンク修理やタイヤ交換、ブレーキ調整などの一般的な修理に対応しています。

ただし、特殊なパーツを使用しているスポーツバイクや海外メーカーの自転車の場合、修理が難しいこともあるため、事前に店舗へ確認するのが確実です。

また、持ち込んだパーツを使っての修理も可能ですが、パーツの種類によっては対応できない場合があるため、こちらも事前確認が推奨されます。

イオンサイクルとの違いは？

「イオンバイク」は自転車専門店であり、「イオンサイクル」はイオンの総合スーパー内にある自転車売り場の名称です。

イオンバイクは、専門的な修理対応やスポーツバイクの販売を行う専門店として展開されています。一方、イオンサイクルは、イオンの店舗内にある自転車売り場で、基本的には一般車（ママチャリや子供用自転車）の販売が中心です。

修理対応もイオンバイクほど充実していないため、本格的なメンテナンスが必要な場合はイオンバイクを利用するのが良いでしょう。

また、イオンバイクは「サイクルテラス」というスポーツバイク専門店も展開しており、より高度な修理やカスタマイズにも対応しています。

安く済ませる方法

修理費用を安く抑えるには、割引制度を活用するか、軽微な修理は自分で行うのがおすすめです。 イオンバイクには「あんしんパック」というサービスがあり、加入すると修理工賃が10％割引になります。

また、パンク修理の際にリムテープの交換が無料で行われるなど、一部の修理では追加費用がかからないケースもあります。

さらに、持ち込み修理の場合でも工賃は変わらないため、ネット通販などで安くパーツを購入し、店舗で取り付けてもらうことで部品代を節約できます。

また、簡単な修理（空気入れ、ブレーキの微調整、チェーンの注油など）は、自分でメンテナンスすることで修理費用を削減できます。特に、定期的な空気圧のチェックやチェーンの注油を行うことで、パンクやチェーン摩耗を防ぎ、修理の頻度を減らすことができます。

イオンバイクの修理料金表を総括